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黒いバイオリンなかなかよいと思う みんなの声

黒いバイオリン 作:ウルフ・スタルク
絵:アンナ・ヘグルンド
訳:菱木 晃子
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
本体価格:\1,000+税
発行日:2001年07月
ISBN:9784751518908
評価スコア 4
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  • 兄としての病気の妹への思いやり

    病気の妹を思いやるお兄さんのお話です。

    一晩病気の妹についているお兄さん。
    病気の人と話をするのは難しい。
    むなしく聞こえるし、嘘っぽく聞こえるし、間違っているような感じさえする…。
    二人はおしゃべりをやめて、楽しかったことを思い出すことにする。
    モミの木のてっぺんにいるカラス。

    不意に妹がバイオリンを弾いてっていう。
    昔父が買ってきた黒いバイオリン。
    自分では弾けないっていうと、それでもいいっていう。
    ひどい音で「悲しみとさびしさ」って即興曲を弾いたら、死神が来てしまった。
    死神がもっと弾いてっていうから、だんだん楽しいことを思い出して、曲が明るくなったら、死神はいい気持になって夜の明けるのも忘れて眠ってしまった。

    妹は元気になったし、死神は姿を消した。
    モミの木のカラスも飛び去って行ってしまった。

    お兄さんの心象風景のような物語です。
    とても繊細な優しさを感じました。

    掲載日:2011/09/13

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