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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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ペツェッティーノなかなかよいと思う みんなの声

ペツェッティーノ 作:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1978年06月
ISBN:9784769020073
評価スコア 4.53
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  • 読むほどに考えさせられる

    この ペツェッティーノは、 レオニの さかなはさかな、アレクサンドリアなどの自分を受け止め認める自己探求型のお話です。

    オレンジ色の四角い ペツェッティーノは、自分は誰かの部分品であると信じて
    その誰かを探し周り、こなごなじまへと旅にでます。
    最後には、自分がこなごなになることで、自分は部分品ではなく、自分は自分だと気づくペツェッティーノ。

    ペツェッティーノが自分を探している時にでてくる 何かが欠けていたら、速くはしることも賢くもなれない。というメッセージがレオニらしいなと思いました。

    人は、何かが欠けていると幸せになれない。
    それは、音楽であったり、心の豊かさだったりと
    この作品を読んで、何故かフレデリックを思い浮かべてしまいました。

    それとも欠けているものは、誰かが埋めてくれているから
    その人でいられるのでしょうか?

    読むほどにいろいろな解釈をすることができ
    奥の深い絵本です。

    投稿日:2011/12/13

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  • なるほど!

    ペツェッティーノは、自分も誰かの一部だろうと
    自分探しの旅に出ます。

    いろんな他の人達が出てきて、
    私も子供と読みながらペツェッティーノは
    どんなものの一部なんだろう??
    わくわくしました。

    で、最後まで読んでみると・・・。
    なるほど!って感じです。

    小さい子には分かりにくいかもしれないけど
    一度は読んでおきたい絵本です。

    投稿日:2011/12/12

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  • 自分って何か?

    小さな自分は何かの”ぶぶんひん”に違いないと思い、だれの”ぶぶんひん”なのかを探すというお話。

    本当の自分を探し、最後には見つける事が出来る。
    すべてのものが、四角の箱のようなものをつなげて表現されているのが面白かったです。

    子供たちも、そして私も自分を見つける事が出来れば、良いなぁと思いました。(私もまだまだ模索中という事で)

    投稿日:2011/12/06

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  • 自分探し

    自分っていったい何??
    無力でちっぽけ。きっと何かの部品かも。
    そして、自分探しの旅の結果、
    「自分は自分!自分らしく!」と落ち着きます。
    その結論に至る表現方法がなんともユニークです。

    投稿日:2011/12/04

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  • 帰属意識

    やっぱり最初に一言、「深い、深すぎる....」

    私は、自分で言うのも何なんですが、多分、ラッキーなことに今で言う自己肯定感の高い人
    (と言っても何がズバ抜けて出来るとか、容姿がいいとかそういうのは全くないのですが)
    みたいで、逆に自分が誰かの部分品だなんて考えたことがなかったので、この本を初めて
    読んだ時に声を失ってしまいました。なんで、ペツェッティーノはそんな考えに取り付かれ
    れてしまったのだろうかと。

    でも、もしかして“部分品”と言う言葉だから違和感を感じたのであって、これを帰属意識と
    捉えれば何となく理解できるような気がしました。
    働くのが当たり前だった日常から、離職して、そして再就職が上手くいかなかった時、どこかに
    属したい!と確かに思いました。
    まわりがどんどん結婚していってしまって、自分は恋愛止まりの繰り返し、誰かと結婚できる
    のだろうか? と、そう言えば思ったなぁ。 

    そんな帰属意識は、たしかに感じたことがあるけれど、じゃあ、レオ・レオニにとっての帰属
    意識は何に対してだったのだろう? ・・・・やっぱり、国なのかな? ユダヤ系だからかな?
    アメリカに亡命せざるえなかったレオニだからこそ?  そんな考えが浮かんできました。

    でも、結局、自分自身が1つの個体であって宇宙である、だから自身(自信)を持てという
    ことをメッセージとして教えてくれている本なんだと思いました。
    その為に、ペツェッティーノを初めてとして登場するものが全部、色々な色の集合体で輝いて
    いるように描かれているのかなと感じました。

    正直なところ、深すぎて感想の書きづらい本でした。でも、それがきっとレオ・レオニの魅力
    なんだろうと思います。
    6歳の息子にも読んであげました。きっと深い意味はとれていないと思うけれど、心のどこかに
    なんとなく残って、ペツェッティーノみたいな思いを感じた時に、「そう言えばそんな本を小さ
    い時に読んだことがある」と思い出して、この絵本を探し出してくれること願っています。

    投稿日:2011/12/01

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