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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ペツェッティーノなかなかよいと思う みんなの声

ペツェッティーノ 作:レオ・レオニ
訳:谷川 俊太郎
出版社:好学社 好学社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:1978年06月
ISBN:9784769020073
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,030
みんなの声 総数 35
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  • どんな自分でも

    哲学的なおはなし
    レオ・レオニさんらしいですね
    小さなオレンジ色の四角1個で出来たぼく
    自分は誰かの部分品なんじゃないか?
    と思って聞いてまわります
    聞いてまわる相手は抽象的ですが
    色とりどりの四角で出来たなにかしらの動物を
    想像させるつくりです
    最後に答えを見つけた彼
    部分品っていう言い回しが
    日本語にはなじみがなく
    きっと英語では「パーツ」とかだったのかな?
    なんて思いながら読みました
    発想やお話自体は、独創的でおもしろかったです

    投稿日:2016/01/16

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  • だれかのぶぶんひん?

    • さみはさみさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子1歳

    5歳の長男に読みました。まだ少し難しいような気がしました。まず、肝心の「ぶぶんひん」という言葉にピンとこなかったようです。「ぶひん」ともまた違いますよね。

    書かれていることは理解したようですが、まだ今までの人生で自分の価値について悩んだりしたことがないだけに、内容に共感したりはできなかったようです。

    もっと大きくなってから再会したい絵本だと思いました。

    投稿日:2013/07/10

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  • この絵本を手に取ったきっかけは、絵。
    絵がとても美しい。
    マーブルの技法で、さまざまな色で効果的に地面や水面を表現している。
    とはいえ、余白も大切にして、ゴチャゴチャしすぎない。

    が、本を買ってストーリーを読むと、結構奥深い。
    ペツェッティーノが自分探しの旅に出かける。
    はしるやつ、つよいやつ、およぐやつ、かしこいやつ、などなど、さまざまな特徴のあるものに出会う。
    そして、ベツェッティーノ自身も、自分について発見がある。

    子育てで自分の時間がなく、自分について考えることがなくなっていたり、自信をもてなくなっていたのだけれど、「自分は自分」と等身大の自分を受け入れられた本。
    いろんな個性の人がいて、それでいいんだ、と少しほっとできました。
    ただし「ぶぶんひん」という言葉がたくさん使われているのだけれど、これは幼い子どもには概念が難しいかな。

    投稿日:2013/06/29

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  • 待っていた友だち

    ペツェッティーノが自分探しを終えて
    こなごなじまから帰ったとき、ともだちがひとりのこらず
    彼をまっていた。

    たった一言ペツェッティーノが「ぼくは あなたの ぶぶんひん
    ですか?」と聞いただけの彼らが一人残らず待っていてくれた
    なんて!と驚きとともにとても嬉しかったです。

    それだけペツェッティーノの姿が必死で彼の帰りを気にかけながら
    待ちたいと思わせたのか。彼らも大きかったり、山を登れたり
    つよいやつでも自分自身を思い考えたこともあったのかなと
    思いをはせました。

    ペツェッティーノには、小さくてもちゃんと名前がある。
    部分品だったら部分品ひとつひとつに名前はないと私は思う。
    彼が立派な個体であることは最初から分かっているのだから
    見た目だけで自分は誰かの部分品なんだって思わなくても
    良かったのではないか。

    そう彼を思わせたのは小さくて他のみんなのように
    思いきった、すばらしいことが出来ないと
    思い込んだからじゃないかと思います。
    おうおうにして自分探しとは自信探しなのかと
    思います。

    ペツェッティーノ諦めずによく頑張ったね。

    投稿日:2013/06/26

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  • グラフィカルな作風が印象的

     いかにもデザイナーらしいグラフィカルな作品。表紙の絵も「ペツェッティーノ」という題名も「何???」という印象です。そんな不思議さに魅かれて読み進めると、かなり奥が深い内容。自分は小さいから「とるにたりないぶぶんひん」だなんて思っていたけど、自分探しの旅で自分自身に気がつくストーリー。子供にはちょっと難しいかなと思うけれど、この図形的な登場人物たちを楽しめるのは、逆に想像力豊かな子供たちかもしれません。
     最後は、この小さなペツェッティーノを、周りのみんながうれしそうに迎えているので、笑顔で終われます。幼い子がプチ家出をして帰ってきたらみんなが暖かく「おかえり」と言っているようなイメージを受けました。

    投稿日:2013/06/14

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  • 今になってわかること

     自分というものが良くわからないのは、子どもだけでなく大人にもあること。私も 自分が好きなものを習いに行ってたとき、みんなと一緒にそろえることができなくてひどく落ち込んだ。けれどよくよく考えてみれば、それが自分なのだから合わせられないことで悩むより、合わせなくて済むものを好きになろうと考えた。ずっと生きてきて今になって今さらという感じもしたが、今わかればあとあとの人生楽になります。
    そのあとこの『ペツェッティーノ』をよんで、ああこれだと思った。

    投稿日:2013/06/14

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  • えがお

    • のえさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳

    三歳になる娘と友達の家に遊びに行ったときに、この絵本を見せてもらいました。
    娘は、まだ字を上手に読めないのですが、絵にとても強い興味をもち、ずっと見ている様子を見て早速購入しました。
    一人でパラパラめくりながら、自分でお話しを作る様に言葉にだしなから、読んでいる姿に自然とえがおがでてきます。
    夜お休み前に読んであげるととても喜びます。
    寝る前に1冊リクエストを聞くんですが、5歳になった今もリクエストランキング上位です。保育園に行く時フレデリックのTシャツを嬉しそうに着ています
    。そんな娘が大好きです!

    投稿日:2013/06/14

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  • 素敵な絵

    ストーリーは、シルヴァスタインの「ぼくを探しに」を彷彿とさせる作品です。

    シルヴァスタインが、描きなぐったような線描のモノトーンで淡々とお話しが進むのに対して、レオニはとても色遣いが印象的です。

    とりわけ海のマーブル模様は、日本画の墨流しの技法を連想させる感じがして、とても趣があると思います。

    私たちも社会の一部分、部品なのかもしれません。でも、「自分は自分」と思うことが出来て初めて、他者とつながっている自分(大きな社会の中では部品である自分であることにも意識が及ぶのではないかと思います。とても深いテーマですね。

    投稿日:2013/06/14

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  • 自分探しの旅

    副題にある「じぶんをみつけたぶぶんひんのはなし」です。

    小さなペツェッティーノは、自分が誰の部分品か確かめるために、旅に出ます。友達に訪ねて回って、海を渡り、こなごなじまへ。

    そして、答えを見つけたペツェッティーノを友達が温かく迎えてくれて…。

    マーブリングで描かれた絵は胸を打つものがあり、ペツェッテェーノの心境を表しているようです。

    投稿日:2012/06/09

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  • 読むほどに考えさせられる

    この ペツェッティーノは、 レオニの さかなはさかな、アレクサンドリアなどの自分を受け止め認める自己探求型のお話です。

    オレンジ色の四角い ペツェッティーノは、自分は誰かの部分品であると信じて
    その誰かを探し周り、こなごなじまへと旅にでます。
    最後には、自分がこなごなになることで、自分は部分品ではなく、自分は自分だと気づくペツェッティーノ。

    ペツェッティーノが自分を探している時にでてくる 何かが欠けていたら、速くはしることも賢くもなれない。というメッセージがレオニらしいなと思いました。

    人は、何かが欠けていると幸せになれない。
    それは、音楽であったり、心の豊かさだったりと
    この作品を読んで、何故かフレデリックを思い浮かべてしまいました。

    それとも欠けているものは、誰かが埋めてくれているから
    その人でいられるのでしょうか?

    読むほどにいろいろな解釈をすることができ
    奥の深い絵本です。

    投稿日:2011/12/13

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