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ゆびたこ

ゆびたこ(ポプラ社)

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見えなくてもだいじょうぶ?」 みんなの声

見えなくてもだいじょうぶ? 作:ファイニク
絵:バルハウス
訳:ささき たづこ
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2005年04月
ISBN:9784251009425
評価スコア 4.75
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  • 研ぎ澄まされる感覚

    目の見えない人へのボランティアを
    もう10年も続けています。
    当事者の方たちとお話するたびに
    目が見えないからこそ
    研ぎ澄まされる別の感覚があることを実感します。
    そして、こちらが「それはそれは大変だろう」と想像するほどではないことも
    結構あるようです。

    この本を読んでいて
    「そうだそうだ」と実際の声を聴いたことのある私は
    うなずくことばかりでした。
    ただ
    「もうすこし、こうであったら」と思う場面も多いみたい。
    電車のホームは
    慣れた場所でも少し怖いと聞きます。

    見えなくても何でもできるけど
    ちょっとだけのお手伝いで
    もっと楽になるなら
    ちょっとだけ勇気を出して
    声をかけてあげてほしいです。

    投稿日:2017/03/05

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  • 見えなくてもできること

    目が不自由ということは、生活も不自由かと思ったら、健常者と同じようにいろんなことができてしまうマチアスさん。
    迷子のカーラは、マチアスさんと一緒に両親を探しながら、色んな事を学びます。
    目が見えなくても、いろんな工夫で様々な子とができてしまうこと。
    理解を深めるよい絵本です。

    投稿日:2016/07/06

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  • 生まれたときから 目が見えない どんな世界なんでしょう
     
    目の見える人は 当たり前のことでも・・・

    でも ハンディを乗り越えて生きている人の勇気をもらえます!
    目が不自由な印 点字を腕に付けているのは 日本では見ませんが・・・  見えないと言うことは 聞く 感じる 五感が寄り発達するのですね
     
    人間のすごいところですね!!

    日本では まだまだ、障害を持ってる人に優しい社会になってません。
    道路だって、交通機関だって でも この絵本の作者のオーストリアの人は 両足がマヒしてるのに 「自分で人生を決めよう」 障害者活動に積極的に活動している 
    すごいですね! 生きる力 前向きな姿勢に 感動です!

    この絵本のように日本でも前向きに生きていける社会になればいいですね!
    点字 よく分かります! (自分では覚えてませんが・・・・)
     
    みんなにも読んでほしい絵本です!

    投稿日:2011/08/23

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  • 前向きに生きる

    目が見えないという障碍を持っていても目が見えている人よりもよく見えているので驚きました。カーラが迷子になっているのを気づいてあげたのがマチアスという目の不自由なおにいさんと盲導犬のシンディです。二人に助けながら無事に家に帰れました。前向きに生きているマチアスに勇気と希望を頂きました。孫も障碍を持って生まれましたが、リハビリを日々頑張って前向きに明るく生きていけると思いました。

    投稿日:2011/01/29

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  • 知らない事がいっぱいでした

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    目の不自由な男性と迷子の女の子の会話から、目の不自由な方の生活が分かります。
    肩に力が入っていない会話なので、さらりと読めていいですね。
    好奇心旺盛な子どもが、どこまで聞いたら失礼にならないのか、実際に自分の子どもが聞いていたらあせってしまいます。
    この絵本はそんな子どもたちの疑問に答えてくれます。

    PCで点字が出てくるなんて知らなかったです。素晴らしいですね。

    ぜひ親子で読んでもらいたい絵本です。
    学校で先生にも読み聞かせをしてもらいたいです。

    投稿日:2009/02/27

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  • 見えている人よりも見えている

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子5歳

    目が見えない人が、からだの感覚を精一杯働かせてものを見ようとしているのかがわかる一冊です。

    迷子になって泣いている女の子を、目が見えないお兄さんが見つけてくれます。それだけでも驚きです。目が見えない分、耳で音を聞いたり、鼻でにおいをかいだりする感覚がするどいことを知りました。目以外の部位が、すべて目のかわりをしてくれているかのようです。

    目が見えない人が、どのようにしてふつうに生活しているのか、子どもといっしょに考えるのに、とっておきの本だと思いました。目が見えない人との接し方も勉強できると思います。

    投稿日:2008/04/08

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    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子9歳、女の子7歳

    『わたしたち手で話します』『わたしの足は車いす』を読んできました。
    今回は目が不自由なおにいさんが主人公。
    ハンディもなんのその。
    迷子の少女カーラに声をかけて両親を探してくれたのです。
    このシリーズはとてもいいと思います。
    世の中いろんな人がいて、
    体が健全な人もハンディがある人も同じ人間であり、
    お互い助け合いながら生きていく。
    みんながみんな同じではない。心が大事。
    人間ってすばらしいというのを感じました。

    投稿日:2007/04/13

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  • 耳で見る

    • そやでさん
    • 20代
    • その他の方
    • 大阪府

    目の見えないマチアスと迷子の少女カーラが出会って少女を家まで送り届けるというお話を通して、全盲の方がどのようにして道を横断したり公共物を利用したりして生活されているかが紹介されています。

    少女は自分の素直な気持ちをマチアスにぶつけます。
    「どうして目がよく見えないの?」
    この単刀直入な質問にマチアスは「生まれたときから」と優しく答えます。このようにして誰もが気になる質問にマチアスが答えてくれながらお話が進んでいきます。

    目が見えないからこそ身体のあらゆる部分を使って状況を感じ取るのですね。知らないことばかりで非常に新鮮でした。

    ネットカフェやインターネットが出て来たりと時代に即した内容です。仮名も振ってあり読み聞かせにはちょうどよい長さになっています。力が入っていなくて自然なままにお話されているので親しみを感じました。ここに作者の願いが込められているのでしょう。

    投稿日:2007/02/20

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  • 見えることと感じること

    • ねーねーさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子11歳、女の子10歳

    迷子のカーラに声をかけてくれたのは目の見えないマチアス。
    一緒に探してあげるよと言われてビックリしたのはカーラ
    見えないのに・・?
    見えなくても耳で聞き、肌で感じ、盲導犬の助けを借りたり、
    パソコンで検索したり、歩道の点字を手がかりにカーラを送り届ける事が出来たのです。
    カーラは一緒に過ごした少しの時間で、手で字を読んだり、風や空気でいろんな事を感じる事、見えなくてもスキーが出来る事など驚く事ばかりでした。

    見えている人が迷子のカーラに誰も気づかずに、目の見えないマチアスには感じる事が出来る。見えない分感覚が敏感なのだと思うが、障害は関係なく人への関心や思いやりを問われているように思える。それに、見えないから出来ないと思い込んでる健常者の思い込みがカーラのセリフの「どうやってみつけるの?」に表れていると思う。

    読み聞かせで読んでみた。すぐに反応は見えなかったけどどこかで盲導犬を連れた盲目の人に出会ったとき、何か感じてくれるかなと期待します。

    投稿日:2006/09/11

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  • 読み聞かせを通して紹介したいえほんです。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子10歳、女の子5歳

    まず、作者のことを紹介させて下さい。
    オーストリアの生まれで、幼い時の予防接種が原因で身体に障害がある方だそうです。更に国会議員でもあるそうです。(すごすぎますよね−)
    だからでしょうか?こんな、優しい絵本が書けるのは…。
    この絵本は、迷子になって泣いていた少女を目の見えない青年が見つけた所から始まります。
    ハンデのある生活をありのままに受け入れて、楽しんでいる青年と、そんな青年に偏見のない、まっすぐな質問をしてくる少女。
    このやり取りが何とも言えず、良かったです。
    聞いてしまってから、「こんなことを聞いたら、いけないかしら?」と、言う台詞も良かったな。
    最後は無事に少女も両親の元に帰れたし。

    オーストリアという国が良いのでしょうか?それとも、作者がこう合って欲しいという願望の世界なのでしょうか?
    ただ、今の日本で、子供たちがこういう出会いができるかと言えば…、たぶん無理だろうなと感じます。
    せめて、読み聞かせを通して、こういう世界があることを紹介できたらなと思いました。

    投稿日:2005/09/11

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