話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

パリからの手紙」 みんなの声

パリからの手紙 作・絵:堀内 誠一
出版社:日本エディタースクール出版部
税込価格:\5,126
発行日:1989年05月
ISBN:9784888880428
評価スコア 4
評価ランキング 32,412
みんなの声 総数 1
「パリからの手紙」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 堀内さんのパリからの手紙

    『渋澤龍彦 堀内誠一 往復書簡』(晶文社)を読んでいたら、その中に堀内誠一さんが著名人に送った『パリからの手紙』という本があることを知りました。

    堀内誠一さんからの手紙には、スケッチも添えられていて、個人的に絵日記を書くを代わりに、大切な人たちに手紙を書いて旅の様子やパリでの生活で思ったことを伝えるというのが、堀内さんのスタイルだったのだなあと思いました。

    手紙ですから、その方との関係や伝えたいことも自ずと違ってきて、その文面からも堀内さんの人柄が感じられます。

    堀内さんの生前にこの企画はあったようですが、堀内さんがその後亡くなったこともあり、巻末には谷川俊太郎さんの堀内さん追悼の詩や、安野光雅さんの追悼文が載っています。

    特に、安野さんの追悼文にある「堀内さんは、私」という言葉は「自分のことを一番よく理解し、ほんとうにわかってくれるのは堀内さんだけだ」と周りにいた皆さんが思われていたということらしく、こんなところからも皆さんから好かれていた堀内さん像が浮かび上がってきます。

    堀内さんが瀬田さんに出された最後の手紙からは、遠い場所から瀬田さんの病状を思いやる気持ちが伝わって来ました。

    手紙も堀内さんの一つの作品であったのだなあと、堀内さんの軌跡をたどっているとそんな風に思います。

    手紙は絵本関係者が多いので、堀内さん好きな方、絵本好きな方にもお薦めです。

    投稿日:2011/10/05

    参考になりました
    感謝
    0

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(1人)

絵本の評価(4)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット