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小さなバイキングビッケなかなかよいと思う みんなの声

小さなバイキングビッケ 作:ルーネル・ヨンソン
絵:エーヴェット・カールソン
訳:石渡 利康
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
本体価格:\1,400+税
発行日:2011年09月
ISBN:9784566013797
評価スコア 4.43
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みんなの声 総数 22
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  • アニメもおもしろかったけど(当時幼稚園)本はもっと好きでした

    • アユンさん
    • 50代
    • せんせい
    • 奈良県
    • 女の子15歳、女の子15歳

     子育て中に双子娘によみきかせようと探していたら廃版になっていて本当にがっかりしたおぼえがあります。復刊バンザイ!
     だから実は7歳というのは、私が読んでもらった年齢です(昔すぎてだめかしら)。一度読んでもらっただけで、ほとんどストーリーをおぼえてしまいました。それくらいおもしろかった!

     ビッケは勇猛果敢なバイキング、北欧の荒れた海に乗り出し、外国の沿岸を荒らしてまわる一族の少年、それも族長の長男。
     当然、無鉄砲で野蛮で何よりケンカが好きで恐ろしい顔をつくれる「強くて乱暴な男の子」像を求められるのですが、これがひょろっとした頭のよい平和主義者の男の子。
     毎日大人からも子どもからも怠け者、役立たずとばかにされて見下され、族長のお父さんからも嘆かれているのです。
     でも、とってもかしこいビッケはそんなこと気にしません。戦いはきらいなのでみんながあきれて襲撃につれていかれなくて、ちょうどいいと思ってさえいるのです。
     ビッケの平然とした態度とその考え方が私には印象的かつ衝撃的でした。

     「勇敢で無鉄砲なのはただ考えがたりないってこと」
     「なまけたいと思った人が色々便利なものを発明したんだよ、ねじとか台車とか」
     「頭をつかえばなんだってできる」
     といった感じで、7歳の時の自分にとっては、本当に目からうろこでした(実際の文章はうろおぼえですが)。

     ビッケシリーズの中ではこの「小さなバイキングビッケ」と「弓矢」が気に入っていました。アニメよりも本を先に読んでいたのだと思います。
     アニメは3回ほど、偶然見ただけですが、原作どおりのエピソードで画もかわいかったと思います。色もよかったですね。

     物語では、まず、シリーズのはじめの方のエピソードが気に入りました。
     一族の大人が、旅商人に、白い砂を塩だと売りつけられてしまうのに、ビッケは即座に見破ってしまうのです。そのかしこさと機転に私はすごく感動しました。
     (物語の中では、ビッケのすごさを誰もわかってくれなかったけれど)。

     どの話もユーモアたっぷりで、強くて考えなしの族長や肝っ玉かあさんや、わかりやすくマヌケで乱暴なバイキングたちや、待ち構えるいばった王様や領主たちがくりひろげる大騒ぎの中、びくびくしながら知恵をふりしぼるビッケが最高でした。
     読んだらすっきり爽快!胸がすっとします。

     特に好きだったのが、「関税と称して、せっかくのエモノをとりあげてしまう役人達の海峡をどうやって切り抜けるか」という話。

     もう1つ、好きなのはビッケがしぶしぶでかけた初めての遠征の話(15歳だったかな?)。
     それにせっかくそこで、今までとうってかわって尊敬されるようになったのに、翌日、今まで出た中で一番チビのおおかみに追いかけられて逃げまくったため、子ども達の中でのビッケの評判はまたもや奈落の底へ、というエピソードも好きでした。

     この2つの話は確か「小さなバイキングビッケ」に入っていたと思います。
     
     ただ 「ビッケ」シリーズはストーリーがおもしろくても、全体として分量が多く、場面転換が何度もあるので読み慣れていないとわかりにくいかもしれません。
     最初は大人が読んであげたほうがわかりやすいと思います。
     私は中学くらいまで、ずーっと楽しんでいたと思いますが、一番よく読んだのは小3〜5年生くらいでしょうか。
     自分で読むにはやや難易度が高目なため、大のお気に入りの本でしたが、「自信を持っておすすめ」ではなく「なかなかよい」の評価です。
     
     私自身は、ストーリーを楽しんだだけではなく、ビッケの生き方、つまりヨンソンの考え方から大きな影響を受けたと思います。

     例えば、集団の中でほめたたえられなくても(むしろばかにされても)、自分は自分らしくあれば、それで生きていっていいんだし、
     みんながばかにする自分らしさがいつか家族やその集団を助けることだってあるかもしれないんだな、とぼんやり考えるようになりました。

     ビッケのひょうひょうとした生き方と天才的な発想の転換、家族への皮肉で的確な、それでいてあたたかい見方、暴力をいやがる性質、それにとびでたひざ小僧がとっても好きでした。
     私の初恋の人かもしれませんね。

     よかったらビッケに出会って好きになってもらえたら、とても嬉しいです。

    投稿日:2017/05/10

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    2
  • 力ではなく知恵で戦う

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子14歳

    バイキングと言えば、襲撃し略奪する海賊です。
    でもビッケは、知恵と優しい心で困難を乗り越える、平和主義者。
    文句ばかり言って仲間から嫌われたスノーレのことを、皆が海へ投げ込もうと言い出した時も、ビッケはスノーレをかばい助けてあげました。
    その後スノーレは心を入れ替え、すっかり良い人になってしまいますが、昨今のいじめ問題も、こんな具合に解決出来ればと思いました。

    投稿日:2017/05/24

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  • 小さなバイキング、ビッケ。

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子8歳、女の子4歳

    ビッケは勇猛なバイキング族長ハルバルの息子。
    彼は戦いより知恵と工夫で乗り切る子どもです。

    ビッケの飄々とした様子、
    知恵の使いように感心しました。
    バイキングらしい父との対比のような存在でありながら
    その功績により、
    周囲に認められていくのは痛快で面白い作品です。

    オオカミに追いかけられたり、領主に捕まったり。
    ビッケを襲う困難は
    子どもとしてもバイキングとしても
    とても大きなもの。
    どうなるんだろう?
    どれも鮮やかな解決をしてくれます。
    ぜひ読んで確かめてみてください。

    どうにもなりそうもないとき、
    ビッケのように頭を動かしてみよう。
    「北欧の一休さん」、
    ぜひ自分にもその発想力をほしいものですね。

    投稿日:2017/05/22

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  • 本の方が好きかも

    アニメも何回か見たことがありますが、私は本の方が想像が膨らんで楽しい感じがしました。5歳の子どもが一人で読むのはまだ先のことになりそうですが、ビッケがトラブルを知恵と勇気で賢く解決していく冒険ストーリーは、子どもも大人も楽しめました。

    投稿日:2017/05/17

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  • パワフルなバイキング

     小さなバイキング、ビッケが知恵をつかって大活躍。ノコギリエイ!?や、道化師に変装して脱出するなんて、すごいです。
     
     きれのある文章がよみやすく、いきいきとした会話文は、みんなの声がきこえてきそうでした。
     
     たくましいおとうさんと、冷静なビッケ、でも一番強いのは、おかあさんかもしれませんね、、、。1000年も前のバイキングのパワフルなお話、たのしかったです。

    投稿日:2017/05/13

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  • ビッケの発想にワクワク

    なんて賢いのでしょう!子どもで力はなくとも、ずばぬけた発想と頭の回転の早さで周りの大人よりも優れたバイキングとして活躍します。大人が力で石を運んでいる間にビッケは頭で石を運ぶという冒頭でのフレーズがビッケの実力を物語っていますね。
    次はどんなアイディアでこの状況を打開するのだろうと、読んでてワクワク。このシリーズ全部読んでみたくなりました。

    投稿日:2017/05/15

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  • よく頭の回る子どもバイキングのビッケです。
    次々と繰り広げられる物語が、コミカルでテンポが良いので、お話に引き込まれてしまいました。
    大人たちがビッケにかなわないところなどは、とても愉快でした。
    場面場面が視覚的にイメージできるところも魅力です。

    投稿日:2017/05/08

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  • 名作はいくつになってもの楽しい

    子どもの頃大好きだったビッケ!
    アニメを見た当時は女の子だと思っていましたが、よく読むと男の子でした。

    それ以外にも、大人になって本という形式で読むと
    アニメの印象と随分変わって見えました。

    ビッケが大人顔負けですが、周囲の大人がどんなふうにビッケを見ていたのか
    バイキングは北欧の人にどんなふうに見らえていたのか
    そんなことを考えながら、あっという間に一冊読み切ってしまいました。
    名作はいくつになってもの楽しいものだと思い出させてくれた一冊です。

    投稿日:2017/05/08

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  • びっけと一緒に

    ビッケって本当にさらっとしているこの絵が印象的でした。荒くれ物のバイキングたちとやりあおうっていうんだから、もっとすごみのある絵でもいいでしょ。でもこれがいいんです。愛らしくて、すっとしていて。頭を使ってやっつけるというのが面白くて痛快なんですよね。こういう戦い方っていうのは昔の絵本にはよくある。とんちのような。でも今の子どもたちはこういう子が少ないから読んでほしいと思いました。じっくり考えたりする時間がないのかも。頭で考えるって素敵だなと思います。

    投稿日:2017/05/05

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  • 知恵

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    小さなバイキングビッケの知恵が始終とにかくすごいお話でした。
    大人たちも負けている賢さにびっくりと感心と両方でした。
    単純な力比べ体力勝負かと思うことも頭を使うと違うものですね。
    頭が回って、アイデアがぽんぽんと出てそして口もうまくて、親切で相手を思いやって鼻高々になることもなく…うーん、こんな子なかなかいないなー。
    ビッケの性格がいいのは両親のおかげでしょうね。

    投稿日:2014/11/05

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