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ちいさいおうち (岩波の子どもの本)自信を持っておすすめしたい みんなの声

ちいさいおうち (岩波の子どもの本) 作・絵:バージニア・リー・バートン
訳:石井 桃子
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\880
発行日:1981年03月
ISBN:9784001151060
評価スコア 4.44
評価ランキング 11,275
みんなの声 総数 24
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  • 書店で一目惚れ

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、女の子0歳

    4歳の息子が書店で一目惚れし、購入してきた絵本です。

    きれいな水色をバックに可愛いおうちの絵の表紙。
    中を開いても、細かいところまで色彩に気を使った
    素朴な絵がとても素晴らしいです。

    夏にはひなぎくの花が、秋には真っ赤にそまる木々が、
    そして夜にはお月様が見えるいなかにある小さなおうち。

    ところが年月を経ていくうちに、周りには自動車が、
    家々が、ビルが、電車が、地下鉄が、できあがっていき、
    お日さまの光も見ることができなくなった小さなおうち。

    人々の暮らしが豊かになっていくにつれて、
    こういった自然がどんどん消えていっていることを、
    思い知らされた一冊です。

    ちょっと長いですが、文章は難しくありません。
    4歳の息子にとっては読み応えがあり、
    お気に入りの一冊となっています。
    何回も何回も読む度ごとに理解が増していっているようです。

    投稿日:2011/07/20

    参考になりました
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    1
  • 長く読みたい絵本

    • 白ママさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子5歳、女の子2歳

    社会人になってから、本屋でこの絵本の表紙を見た時、「読んだことがある絵本だ!」と思い出し手に取りました。
    家にあった絵本ではなく、どこかで数回見た程度の絵本だと思うのですが、忘れずにいたようでした。
    その時、まだ結婚もしておらず、子供もいなかったのですが、絵の綺麗さ、都会の暮らしから思う田舎の暮らしの豊かさに共感して購入してしまいました。

    子供に読み聞かせる絵本としては、やや字が多めで、読み応えがあります。
    初めて読んだ時には、まだ小さかったのもあり、話が静かで理解するには難しいのもあり、最後までは中々聞けないようでした。
    それが、4歳を過ぎた頃から自分で本棚から出して「読んで!」と持ってくることが増えて来ました。
    決して派手な絵本ではないけれど、内容もしっかり理解して、子供なりに何かを感じ取っているようです。
    温かく優しい気持ちになれる、そんな1冊です。

    投稿日:2010/08/29

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    1
  • デザインも素敵!

    ちいさいおうちが最後に素敵な暮らしを手に入れる様子が
    いいなあと思い、このサイズの絵本を手に入れました。
    手に入れて、すみからすみまでよくよく見れば、ストーリー
    だけでなく、デザインも凝っていて素敵なのだということ
    に今更ながら気づきました。
    1頁1頁手を抜くことなく、気持ちをこめて描いたのだな
    あ、バージニア・リー・バートンは。
    だから、ストーリーを追わなくとも、ただ眺めているだけ
    でも楽しい気分になります。

    娘はまだ「都会」と「田舎」の違いについてよく理解でき
    ないようなので、この絵本を読んでもぴんとこなかったよ
    うです。そのうちに「ちいさいおうち」の気持ちに寄り添
    えるようになってくれたらいいな。
    ちいさいおうちに住みたい私です。

    投稿日:2010/07/08

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    1
  • この絵本は1942年にアメリカの最優秀絵本として賞を受けていたことに驚いてしまいます。
     昔の人なら、だから戦争に負けるのだというかもしれません。私は「戦争を知らない子供たち」の世代ですから、そんな無粋なことはいわないですが、それでも大きな文化の違いを感じます。
     当時のアメリカにはこの絵本が描こうとしていたように、拡大一途の文明の発展を良しとはしない、そんな主張もまちがいなくあったのでしょう。
     しかし、残念ながら、それがすべてではなかった。ちいさなおうちの住む場所がいつの間にか田舎から町、そして大都会へと変わっていくことを人間の進化のように考える多くの人がいたということが、この絵本の出版から70年近くなって、歴史が証明しています。

     日本でもそうです。戦争が終わって、多くの人たちがめざしたのは、ちいさなおうちが大きなビルのはざまで息もできなくなって苦しむそんな生活でした。それが当時の人たちの希望だったのです。それはちょうど、ちいさなおうちがずっと昔に町の遠いあかりをみながら「まちって、どんなところだろう」と思ったこととよく似ています。
     春のにおいを胸いっぱい吸い込み、夏のひかりに目を細め、秋の風に髪をなびかせ、冬の寒さに身をかがめる。そんな自然と折り合っていく生活を、「便利」という誘惑と「不便」という理由で捨てていった、私たち。
     ちいさなおうちの頭の上に広がる雲がいつの間にか真っ黒に変わっていくのを見過ごしてしまいます。ちいさなおうちのまわりに「ひなぎくのはなも さかない」ことに不思議を感じなくなっていきます。

     私たちは残念ながら、この絵本の最後の部分を読み損なってきたのかもしれません。あるいは、読んでいながらそれでも都会の誘惑に負けてしまったのかもしれません。
     だったら、何度でも読むしかありません。子供へ孫へ、新しい世代へと読む継いでいくしかありません。
     きっといつか、この絵本が、ちいさなおうちが求めたものを、誰もがわかる日がきます。
     それがいつなのか、いえないことが悔しいとしても。

    投稿日:2020/04/12

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  • ずっと読みたかったえほん

    大人の絵本だなと思って、気になっていた絵本。
    季節の移り変わりや、街並みが変わっていく様子が、描かれていて、寂しい気持ちになったり、都会のすばらしい景色と、田舎の魅力!どんどん引き込まれていきました。かわいおうちだなと、思いました。文とイラストの配置は、おしゃれです。

    投稿日:2019/12/21

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  • 大人も考えさせられます。

    子供向けの本なのでしょうが,大人にも色々考えさせられる本に思いました。
    ちいさいおうちは自然に恵まれて季節を感じながら幸せでした。
    でも,まわりには自動車も溢れそれに伴い道もできはじめ,自然の月や星さえも遮られていきます。
    人間の文明の発展においてなくしてきたものを感じる本でした。
    手にすることによって手放さなければならないのが世の常かもしれませんが,それが何かをわかっていることそして少しでも解決策を見出しながら行動することは大切だな〜と改めて思いました。

    投稿日:2018/10/10

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  • 時代を超えて愛される絵本

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    自然豊かな田舎に建っていた小さいおうち。時の流れとともに自然は壊され、おうちを取り巻く環境はどんどん変わります。ちいさいおうちは・・・。
    娘が3歳くらいから何度も何度も読んでいます。3歳児には長いと思うのですが、なぜかこの本は大丈夫でした。絵のかわいらしさとシンプルな文章のおかげでしょうか。
    時の流れとか自然破壊とか、いろんなことを考えさせてくれる本です。
    長い間愛されてきた理由がよくわかる本です。これからもたくさんの人に読んでほしいです。

    投稿日:2016/11/01

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  • 地味なんだけど、心に残る絵本

    私の好きな絵本です。
    何故か地味なのに、ずっと覚えていました。
    息子にも読んだところ、最初はのどかだった風景が少しずつ開発されて都会になっていき、途中、おうちを見失ってしまいました。
    「あれ、おうちなくなったよ。え?どこ?もしかして、これ?なんか、色が薄くなってる。。。」
    時の変化を感じます。
    そうやって、物語の中でも忘れ去られて、誰の目にも触れなくなっていくのですが、後半で、またのどかなところにお引越しして、幸せに暮らせることになります。
    息子は「よかった〜」と、安心して本を閉じていました。

    投稿日:2015/03/22

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  • 毎晩寝る前に

    私のお下がりの本です。
    2歳児には難しいとは思いましたが、夜寝る前に読んでみると気に入ったようです。最近は毎晩この絵本を選んで持ってきます。
    夜は絵が見えない状態で聞いています。すると昼間に1人で絵を眺めていることも。
    全ての内容はわからなくても、何か感じるものがあるようです。長く読み聞かせが出来る本だと思います。

    投稿日:2014/07/28

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  • 忘れないでほしい事

    ポケットサイズの丁度良い大きさの絵本です。
    岩波書店はやっぱりここがポイントですよね♪
    表紙でも分かるように、自然がたくさん出てくる可愛らしい絵本です。

    このおうちは、自然いっぱいの田舎にあります。ずっと大切にされてきました。春夏秋冬を楽しんでいます。
    しかしある日、小さいおうちの田舎はどんどん町に変化していきます。

    私は町も素敵だとも思います。おしゃれで、色々なお店が並びます。
    でも、本当に良いのは迷わず田舎だと思います。
    車や電車がぶんぶん走る町は空気が悪いです。自然もありません。
    やっぱり人は自然を大切にしないと。人以外の動物は、森や田舎を好んでいます。…というか、そこでしか暮らせません。
    本来人もそうあるべきだと思います。
    そういうことを、忘れないでほしいな…。

    忘れかけていたことを教えてくれる一冊です。

    投稿日:2013/08/19

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