どこいったん」 みんなの声

どこいったん 作:ジョン・クラッセン
訳:長谷川 義史
出版社:クレヨンハウス
税込価格:\2,200
発行日:2011年11月
ISBN:9784861011993
評価スコア 4.31
評価ランキング 20,834
みんなの声 総数 84
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

84件見つかりました

  • やましいことがあると

    ぬぼ〜っとした、このくまさん。
    なんだかちょっとこわい。
    まあ、くまはもともとこわいと言えばこわいのだけれど。
    このくまさんは何かあると豹変しそうなこわさがある。

    大切な帽子をとったのは誰?
    やましいことがある奴は妙に多言でおかしい。
    その話しっぷりがいかにも私が犯人ですって言っているみたい。
    いやいやすでにかぶっちゃってるし!
    くまさんが気づかないのはなぜ〜?
    そこがまた余計にこわくさせるんです。

    のちのち思い出してくまさんはその犯人のところに行くんだけれど・・・。

    くまさんが他の動物から犯人だった奴のことを知らないかと聞かれたとき、知らないと言って多言になるくまさんでした。
    ・・・。

    犯人がどこまでされたのかは、ご想像にお任せしますってことなんですね。
    ああ〜おそろしや〜。

    投稿日:2014/03/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • いわれてみれば・・・(汗)

    生まれも育ちも関西の我が家、やっぱりこの『間』は最高にしっくりきます!

    特に、
    クマが説明を省く「もう ええわ。」とか、先のウサギ・後のクマの捲し立てる口調とか(笑)
    娘にも大ウケでした!

    結末は、みなさんのレビューをみて、「そうだったの・・・?」と気づきました(汗)
    でもそうなると、この『間』怖い・・・。

    娘はもちろん気づいていません。
    だから、敢えて考えず、『間』を楽しみます!

    投稿日:2013/12/25

    参考になりました
    感謝
    0
  • あれ?まさか・・・?!

    書店でひときわ目立っていたので、何となく手に取り
    そして衝撃を受けました!

    これは、ブラックユーモアと言うのでしょうか。
    国内の絵本には、まず無い発想だと思います。

    テンポの良い話なので、スルスルと読み進めましたが
    何となく引っかかるものがあり、もう一度ゆっくりと読み返してみたら・・・

    ・・・あれ?まさか・・・?!

    私の思い違いなのかと思い、思わず他のかたのレビューを読んでしまいました。


    シンプルでありながら存在感たっぷりのイラストと、簡潔な文章が
    ハラハラする気持ちを より増幅させてくれます。

    そして、長谷川義史さんの訳が、なんともピッタリ!
    大阪弁で訳してあるからこそ、魅力が何十倍にも増している様に思います。

    人のものを盗ることは、いけないことだと・・・
    ただお説教臭くなるだけでなく 皮肉を交えて、ユーモアたっぷりに教えてくれます。

    投稿日:2013/11/27

    参考になりました
    感謝
    0
  • 見つめあう・・・・

    前頁試し読みで読まさせていただきました。長谷川義史さんの大阪弁の訳が面白可笑しく読みました。うさぎとくまが見つめあう場面の絵に、とてもニュアンスがありその場面だけ文字がないのでドキドキしてしまいました。見つめあう目の表情がとても素晴しく頭から離れませんでした。でもその後が怖くて、怖くて真相をあえて表現しなかったのがよかったです。おとぼけが楽しいなあって思いました。

    投稿日:2013/09/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • ある程度の年齢以上の方がいいかも

    最初に読んだとき、ブラックなラストにびっくりしました。
    ぼくのぼうしどこいったん。
    うさぎさんはどこいったん。
    ところどころにある赤字も意味深。

    ただ、行間や雰囲気を読むなんてことはまだできないこどもたちは
    単純に「うさぎさんが帽子持ってたね〜」で終わり。
    あえてコメントしませんでした。
    そういうのは自分で自然に読みとってこそたのしいものだと思うから。
    今はただ関西弁が面白くてよんでいるだけだけど、いつか気づいてくれたらいいな。

    投稿日:2013/09/10

    参考になりました
    感謝
    0
  • 丸暗記です!

    • 47さん
    • 30代
    • ママ
    • 岡山県
    • 男の子8歳、女の子3歳、

    正しい関西弁では読んでやることができませんでしたが、
    くまと、他の動物たちとの掛け合いがおもしろかったようで、
    丸暗記してしまいました!!
    くま役と他の動物に分かれて、
    「どこいったん」ごっこを毎日しています。

    投稿日:2013/06/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • さわったこともないで

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子19歳、男の子17歳

    原題は『I WANT MY HAT BACK』。
    そう、表紙のクマが、見当たらない帽子を探す、というシンプルなストーリー。
    でも・・・。
    クマと、出会った動物たちとの会話で進みます。
    でも、何といっても、絵から状況を読み取るスリリングさがすごいです。
    ちょっとした目の表情、視線・・・。
    しかも、長谷川義史さんの初翻訳による、究極の大阪弁が見事です。
    衝撃の結末は、読者の推理力に委ねられます。
    「うさぎなんかさわったこともないで。」
    この訳文に込められたニュアンス、感じてください。
    インタビュー記事から、原文に「eat」があると知ってびっくりです。
    小学校のおはなし会で読みました。
    もう読んだことのある子もいて、やはりインパクトがあるようです。
    でも、軽快な大阪弁の会話劇に、初めて聞く子どもたちはグイグイ惹き込まれているのがわかります。
    ラストは、あえて余韻を残しておいたほうがいいですね。

    投稿日:2013/03/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • え?どうなったの?って・・・

    大人も楽しめる絵本だと思います。
    物語のラストは「え?どうなったの?」って、想像力を掻き立てられるお話です。
    子供はまだ内容を理解できる年齢ではありませんが、もう少し大きくなったら、「どうなったと思う?」と聞いてみたいと、今からワクワクしています。
    旦那さんの想像した結末は、ちょっとゾクッとしました。
    色んな結末が考えられて、面白い絵本でおススメです。

    投稿日:2013/03/08

    参考になりました
    感謝
    0
  • ブラックユーモアですね

    • 蒼良さん
    • 30代
    • せんせい
    • 兵庫県

    あるお母さんから、子どもがこの絵本を気に入っていて…
    と教えてもらったので、早速読んでみました。

    タイトルからして関西弁、
    読み進めると、なかなかシュールでゆるい。

    うさぎ、挙動不審すぎる(笑)
    なんてことを思いながら、
    まさかのラスト。

    えっ
    どうなったの

    その後が描かれていないので
    読者の想像に任せます、なんでしょうが
    どんな想像しますか…?
    僕はブラックな想像しかできませんでした。

    子どもにつっこまれたら、上手く答えられな〜気もします。

    逆に子どもはどんな発想をするんでしょうね。
    大人のように余計な知識に邪魔されず
    純粋に本のストーリーだけを読むと
    案外それほど怖い結末でもないのかもしれません。

    ただ、子どもの口からさらっと
    恐ろしい言葉が飛び出して来そうな気もして
    なかなか確認できずにいます。

    もしかしたら、大人が試されている絵本なのかも

    投稿日:2013/03/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • シュールだけどおもしろい!

    本屋で何気に見つけてパラパラと読んでみたら
    おもしろい!ということで買ってきました。

    息子に読んであげると、息子大爆笑!!
    大阪弁が楽しいらしく、2回目からは読んでるときに
    なぜか息子も大阪弁で「嘘ついたらあかんやろ!」とか
    「帽子とってるやん!」などと、ツッコミが入ってきます(笑)

    寝る前などにもいきなり 「ママ、帽子どこいったん?」と、
    絵本のセリフを言ってくるほど気に入ったようです。

    ラストでウサギがいなくなると、息子は
    「ウサギ、逃げたんかなぁ?」と不思議がっていました。

    でも、実は私は最初読んだとき、
    ウサギはクマのお尻の下に、下敷きになってるんじゃないかと
    思いましたけども(笑)

    ラストはシュールですが、テンポよく読めて楽しいですし、
    ウサギがどうなったかは、子供自身に考えてもらうとしましょう(笑)

    投稿日:2013/02/18

    参考になりました
    感謝
    0

84件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / かいじゅうたちのいるところ / よるくま / おくりものはナンニモナイ / オニじゃないよ おにぎりだよ / じごくの さんりんしゃ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • あおいことり
    あおいことりの試し読みができます!
    あおいことり
    出版社:世界文化社 世界文化社の特集ページがあります!
    日本絵本賞受賞・親子で読んでほしい絵本大賞受賞作『ねことことり』のもうひとつの物語―待望の続編!
  • ゆき
    ゆきの試し読みができます!
    ゆき
    出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
    雪がふった!なにしてあそぼう?三浦太郎の手描きの絵本


【特集】絵本ナビのクリスマス2025

全ページためしよみ
年齢別絵本セット