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かたあしだちょうのエルフ自信を持っておすすめしたい ママの声

かたあしだちょうのエルフ 文・絵:おのき がく
出版社:ポプラ社 ポプラ社の特集ページがあります!
税込価格:\1,925
発行日:1970年10月
ISBN:9784591005361
評価スコア 4.81
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みんなの声 総数 77
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自信を持っておすすめしたい ママの声から

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54件見つかりました

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  • 誰かのために・・・感動しました

    私が読んでもらったのが4,5歳の時だったので、私も娘がその位の時に読んであげたのですが、内容の奥深さには全く気づいていなかったようです。どちらかというと、おのきがくさんの迫力のある版画絵に惹かれて、話の方は…って感じでしょうか。でも小学生になってから、自分で読んだ時は、いろいろ感じたこともあったようで、感慨深かったみたいです。自分を犠牲にしてまで大切な誰かを守ること…今では消えつつあるような価値観ですが、子供ながらに大切なことを感じとってくれたらいいな、と思いました。そして、この版画絵は実に魅力的で、素晴らしいです。

    投稿日:2011/01/14

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  • おのき先生もバオバブの大樹になられた

     この絵本が出て、39年。
     おのき先生が亡くなって、33年。
     色あせない名作です。
     
     学生時代初めて手にした時に、日本の方の作品と気づき、驚き何度も読み直した作品です。
     
     ダチョウの名、「エルフ」は、一息で千メートルも走る事に由来し、アフリカの言葉で「千」をあらわす言葉。

     アフリカの草原で、子ども好きな名実ともに強いダチョウ、エルフ。
     草原の危機を救うため、肉食獣に果敢に立ち向かい、自らの命をかける姿に感動します。
     傷を負い、片足を失い、時の移り変わりと共に、かつて守ったものたちに顧みられなくなり、自分の役割を失い静かに孤高の精神を持ち続けたエルフ。
     最後の力を振り絞り、その命にかえるラストは、けものとはいえ崇高な精神[誰かのために何かをする=生きている証]に読者の心を揺さぶります。
     
     おのき先生が、この作品のモチーフとされたバオバブの大樹に、エルフが、姿を変えるラストは、永遠の命を得、高邁な精神が常に草原の生き物を見守り続けていくエルフ究極の幸福の形と思えました。
     
     優しさとは、“真の精神の強さ”であると改めて親子共々教えられました。

     ストーリーと共に、登場する生き物たちの迫力ある動きが、生き生きと表現されているこの強烈なインパクトのある版画絵が、出会った読者にとっては忘れられない感動の一冊としてなる所以だと思います。
     
     おのき先生もこの作品を残され、バオバブの木になられたのだと思いました。

    投稿日:2009/12/05

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    1
  • 第126刷!!名作なんですね

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子17歳、女の子15歳、女の子13歳

    読むのに、何度も躊躇しました。
    だって表紙のエルフは穏やかに微笑んで、りっぱな両足で立っているのですから、辛い内容である事が想像できましたので。

    小さな子供たちを助けるため、猛獣と立ち向かい、片足を失うエルフ。
    その残った足の上で、運命を嘆くこともなく、静かに時を過ごすその
    姿は胸を締め付けられます。

    でも、子供たちを命を守る事こそが、エルフの生きる証しだったに違いありません。

    エルフの涙でできたかもしれないという池。
    それはどんな涙だったのでしょう。
    存在を忘れられたときの悲しみの涙?こどもたちを救えた喜びの涙?

    なんと素晴らしい版画でしょう。
    迫力ある場面も、辛い表情も優しいもこんなにも表すことが事ができるなんて…
    でも、一番感銘したのは最後の場面、草原を吹き渡るやさしい風をここにいながら感じることができました。

    今日も新たなエルフがアフリカのどこかでこどもたちを守っているかも
    しれませんね。

    投稿日:2008/10/17

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    1
  • 他者のために犠牲になった優しいエルフ

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    強くて大きなだちょうのエルフは、子供たちを背中に乗せてドライブする人気者。でもある日子供たちを守ってライオンと闘ったエルフは、大切な脚を一本食いちぎられてしまいます。弱肉強食の世界を知る絵本でもあり、我が子でなくとも、自ら犠牲になり、仲間を助けてやる思いやりの気持ちを考える良い絵本です。

    投稿日:2021/02/18

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  • 50年に渡る名作

    強くて恰好いいエルフ。小さいときに私も読んだ記憶があります。
    みんなを守るため、ライオンと勇敢に戦ったエルフ。しかし片足が食いちぎられてしまい・・・。その後は寂しい人生を送ったように描かれたりしていますが、決して戦うことを恐れたわけではなく、いつまでも仲間思いの格好いいエルフでした。動物の世界を上手に描いているお話です。

    投稿日:2020/09/01

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  • 名作ですが小さい子には難しかったみたいです

    子ども達が幼稚園の時に読んだ事があったのですが、覚えていないと言うので改めて読みました。

    名作ですが小さい子には難しかったようです。
    5〜8才向けと書かれていますが、小学1年生の子は、最後、エルフが大きな木になった所(暗に死んだこと)がピンとこなかったみたいで、ポカーンとしていました。

    私的には何度読んでも名作だなと思います。

    心優しいエルフ、片足になってみんなから忘れられていっても、最後までみんなを守ろうとする所に心を打たれます。
    日に日に弱ってくるエルフを狙う、ハゲワシやハイエナのセリフは、アフリカの自然の厳しさを伝えます。
    そして、クロヒョウの襲ってくるシーンの絵、迫力があってとても怖いです。

    お話も、絵もとても素敵な一冊です。

    投稿日:2018/07/07

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  • 壮大なスケール、そして強さ、優しさ。

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子11歳、女の子6歳

    11歳の息子と読みました。

    有名なお話のようですが恥ずかしながら読んだことのなかった私。
    6歳の娘は保育園で読んだことがあるようで、
    「知ってるよこのお話はね、#$%&$#$#$%$」と語りだしそうになった口を
    慌てて閉めさせ、
    私と、同じく読んだことのない息子と一緒に読みました。

    なんだかとってもコワイ感じのする表紙の絵。
    あったかく優しいお話にはとてもじゃないけど思えないのですが、

    ページを開いて物語の中に入ったとたん、
    そこは壮大なアフリカ(たぶん)の大自然。
    生き生きと生息する動物たちの姿、
    そして草食動物を襲う肉食動物と、
    いきなり目の前の世界が大きくなった感じになるのに驚かされます。

    そんな自然の動物たちの躍動感の中で、
    強くたくましく、そして優しいエルフ。
    そんなエルフが最後まで貫いた本当のやさしさ。
    そしてエルフの最後に、本当にジーンとします。
    結構長いお話ですが、息子も最後までエルフの世界に
    惹きつけられているのがよく分かりました。

    6歳娘は「読んだことある!」と言ってはいたものの、
    これは保育園生にはまだちょっともったいないかな。
    小学生にあがったら、また是非一緒に読みたい一冊です。

    投稿日:2017/11/13

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  • 素敵な絵本

    もともとは公文のプリントでこの絵本のお話が出てきて知りました。
    娘が続きを読みたいと言ったので図書館で借りてきたのですが、これは本当に素敵な絵本で、結局購入しました。
    エルフのやさしさと強さに、じーんと胸が打たれます。
    文章も長めなのですが、それでも子どもたちはじっと最後まで聞いていました。
    落ち着きのある絵も素敵です。
    本当に素晴らしい絵本です。

    投稿日:2017/05/22

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  • 出来たら高学年くらいの子どもたちに

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子21歳、女の子16歳

    いっしょに読み聞かせをしていた仲間が、いつも高学年向けに読んでくれていたので、高学年向きの作品。という認識でしました。
    ナビで読んだお子さんの年齢祖を見たら、思っていたより低年齢のお子さんに読んでいたので驚いています。

    人に読んでもらうばかりで、自分で改めて読んだの久しぶりです。
    最近この本の良さを別のボランティア仲間から聞いて、もう一度手にしたくなりました。
    読んであげれば5,6歳のお子さんでもわかる子は分かると思いますが、やはり、わたし的には高学年くらいのお子さんたちにお薦めしたいなぁと、感じました。
    エルフの生き方って、あまり低年齢より、ある程度上の子の方が理解できるような気がします。

    エルフの大きな体も、恐ろしいヒョウやライオンも画面いっぱいに描かれていてその強さや大きさの迫力がページを開くと伝わってきます。

    ハイエナは物語の中に2回も登場してくるんですね。
    さすがアフリカの大地の掃除や!(誉めていいのかわかりませんが…)
    こういうお話を大人が読む時、聞き手の子どもたちに道徳的な何かを伝えようとする方もいますが、
    出来たら、あえて誘導することなく、ただ、よいお話として読んであげてほしいなと思います。

    投稿日:2016/07/20

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  • 最期は木になったエルフ。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子1歳

    何かもう、泣けてくる絵本ですね。切なくなる。片足がなくなった途端、周りがそれまでとは違った風になってくる。これは人間も動物も違わない。私は自分が生きている事で周りのお荷物になってしまうのは悲しいので、惜しまれているうちに死にたいなぁ。

    投稿日:2015/03/12

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