「あそびましょ」 ママの声

結末にかなりびっくりしました。
おそらく、結末でこんなにびっくりした絵本はこれが初めてです。

わたしとあやこが、お揃いのワンピースを着てはらっぱへ。かわいい姉妹だなと思っていました。
そこで、あやこはシロツメクサでかんむりを作ったりしていて、わたしはそれを眺めている。
普通の光景といえばそうなんですが、後にそうだったのかぁ、と。
本当に驚かされます。

５歳長女が図書館で借りました。可愛らしい絵に魅かれたようです。私も絵にとっても魅かれました。

我が家は５歳３歳の姉妹。このあやこちゃんとあやちゃんのお姉ちゃんの姉妹に何だか魅かれ（姉妹だと姉妹物に魅かれ）読んでいくと、「あれれ？」何だか姉妹ではない感じ。最後にびっくりして終わりました。なーるほど。優しい可愛い絵に似合わず、びっくりさせられました。

にちようび。
わたしは、あやこを連れて、はらっぱへ行きます。

しろつめくさを摘むあやこ。
あやこを見守るわたし。
静かに時間が過ぎていきます。

わたしとあやこは、同じ服を着ています。
髪型がちょっと違うかな？
ふたりのちがい、ちょっとわかりずらいな〜
なんて思いながら、読んでいくと･･･？

てっきり、「わたし」は、あやこのお姉さんだとばかり思っていました。

でも違ったんです。
意外な展開に驚きました！
そして、今までの疑問が、うそのように解けていきました。

絵がこみねゆらさんだということで、借りてきました。
おんなのこやアリ、かえる、かたつむり、すずめ、かとんぼの小さな生きものが可愛いです。
かえるは、小さな絵ながら、表情があって好きです。

とにかく、結末に驚きました。
ほのぼの読んでいたところに、思いっきり驚かされた感じです。
もしかすると、子供はどういうことだったのか、わからなかったかも？と思うくらいに予想外です。
落ち着いた色合いが、「人形目線だったのね」と納得しました。