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まほうのさんぽみち

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よだかの星」 ママの声

よだかの星 作:宮沢 賢治
絵:中村 道雄
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1987年
ISBN:9784039633804
評価スコア 4.33
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  • 悲しみでいっぱいに・・・

    悲しみと苦しさで心の中がいっぱいになってしまいました。
    救いをこのお話のどこに見いだせばよいのか・・・・。

    よだかのさいご、
    「その血の付いた大きなくちばしは、横に曲がってはいましたがたしかにすこし笑っておりました。」

    よだかはとうとう、星になったのです。でも、あまりにも悲しすぎる。


    羽虫や甲虫を捕って食べる自分を苦しいと思い、
    鳥たちに容姿の悪さを笑われ、
    鷹などには名前を変えろとまでいわれ
    星達からもばかにされ・・・。

    よだかの生きた意味を、そこにあってよいはずの命を
    こどもたちはどう受け止めながらこの物語を聞くのだろう。

    わたしには、よだかのかなしみや苦しみが辛すぎました。
    こんな悲しいお話を書いた宮沢賢治さんは、生きることの奥深さを
    お話にして今も、私たちに語りかけてくださっているようです。

    投稿日:2009/11/02

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  • 組み木絵の素晴らしさ

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    よだかはみにくい鳥でみんなから疎まれています。
    タカからも改名しろと脅されます。
    自らの運命に絶望して、よだかは一直線に空に上り、星となります。
    自らの力ではどうすることもできない欠点を指摘された時の切なさが、
    心に染み入ります。
    中村道夫さんの組み木絵が、材質のやわらかさと共に、
    よだかの体温を感じさせます。
    星に昇華していく姿に、宮沢賢治の童話の永遠性を感じました。

    投稿日:2005/09/15

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  • 迫力の組み木絵

    宮沢賢治の名作「よだかの星」は、いろんな作家さんが絵をつけていますが、こちらは特に印象深い作品です。
    大きな画面に描かれる迫力の組み木絵。よだかがより誇り高く、美しく感じます。
    読むたびにいろんな思いが過ぎるお話なので、これからもまたこの絵本をおりに触れて読みたいと思います。

    投稿日:2022/09/27

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  • 切なくて、色々考えさせられます。

    中村道雄さんの組み木絵が、とても新鮮に思える1冊でもありました。
    物語の内容は、実に切ないお話です。
    親子でこの物語を一緒に読んで、考え思い話し合うテーマはたくさんあるように思いました。
    他者を受け入れる優しさ、反面理不尽なことにどう心を向き合っていくか、生きていくことは大きな課題を与えられているのかも知れません。

    投稿日:2020/07/02

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  • 燃え尽きて

     このお話は、いろいろな画家さんが絵を描かれています。この絵本は、組み木絵で描かれているのが、めずらしかったです。大きな絵は迫力があります。

     鷹に理不尽なことを言われて悩む、よだか。命を断とうと、空に向かっていくも、星たちにも拒絶されてしまう、、、。
     
     自ら燃え尽きて星になったよだかの死を、どう理解したらいいのか、、、賢治の童話はむずかしいなと思いました。

    投稿日:2014/02/23

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  • 迫力がある

    • きゃべつさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子7歳、男の子4歳

    私が昔読んだのか、この本だったかどうか、、微妙なのですが
    高校の図書室においてあったものが、
    黒か茶色っぽい雰囲気で大きな鳥の絵の表紙だったように記憶してます。

    図書館でパラパラと見てきましたが、絵にとても迫力がありました。

    うちの子供たちは、まだこの本では漢字が多いですが
    自分の生に疑問を持つよだかの悲しく、切ないお話。
    ぜひ、この挿絵で読ませたいなーと思いました。

    投稿日:2008/11/18

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  • 素晴らしい組み木と悲しいお話

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    宮沢賢治のお話は、手の込んだ絵をつけた大きいサイズの本が多く出ていますが、この本は、その中でも群を抜く素晴らしさです。
    組み木による挿絵が、このちょっと地味で、ざらつき感のある話にとてもよく合っているのです。
    ただ、私はこの『よだかの星』というお話自体が、どうしても好きになれないのです。あまりにも悲しすぎて。
    友人の4年生の娘さんも、「悲しいから朝読書では読まないで」と言ったそうです。
    宮沢賢治のお話は、他の生き物を食べて生きる己を悔いて、身を滅ぼすという自己犠牲のものがいくつかありますが、これもその一つです。
    よだかは、その存在そのものが既に悪なのでしょうか。それでは何のために生まれてきたのでしょうか。死ぬため?
    美しいお話と言えばそうかもしれません。
    宮沢賢治の傑作の一つと言えばそうかもしれません。
    この絵本自体はとても素晴らしい出来なのですが、でも、やはり私自身が納得できないので、子どもに読むことも出来ませんでした。

    投稿日:2007/02/08

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