今度のお話会で読み聞かせに使います。
細かいところは当然見えません。
でも、ページを開いたときの森の広がる感じがすばらしい!
遠目でも、いや遠目で見た方が森全体の立体感やボリューム感が伝わるような気がします。
「うわあ、すごい森!どうなっているんだろう。動物たちは何処にいるのかな?」
お話会の後、必ず手に取ってみたくなる絵本です。
オセアニア号も見たのですが、森のほうが仕掛けが断然簡単です。
1か所だけ違うところがありますが、基本的な仕掛けは1つだけです。しかも超簡単。
もちろん、木の重なり具合や、立ち上げた時の重機との組み合わせなど計算されつくした造形は容易にまねできるものではありませんが、仕組みだけなら小学生でも挑戦できます。
是非、図工の授業で取り組み、制作活動を通して絵本をさらによく見てその素晴らしさや絵本の本当のテーマに気付いてほしいと思います。
世界ではたくさんの森が破壊され生き物たちがすみかを失っています。
でもこの絵本が読み続けられることで、「そこに種をまくことができるのは自分なのだ」と子どもたちの心に種が蒔き続けられることでしょう。