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そうじきの なかの ボンボン

そうじきの なかの ボンボン(フレーベル館)

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移動するものたち

移動するものたち(小学館集英社プロダクション)

谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本

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いるのいないの」 みんなの声

いるのいないの 作:京極 夏彦
絵:町田尚子
編:東 雅夫
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2012年02月
ISBN:9784265079537
評価スコア 4.04
評価ランキング 26,716
みんなの声 総数 47
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47件見つかりました

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  • 小学校での読み聞かせ

    • 将軍亭琴音さん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子12歳、女の子10歳、女の子7歳

    小学校での読み聞かせ会に持参しました。
    対象は高学年。5年生が4.5人、
    6年生が20人強来てくれました。

    暑くなってきたので、夏休み前最後の
    高学年対象の読み聞かせ会のテーマは、
    「これってホラー?!な絵本」でいこう!と
    いろいろ読みあさって、ついに見つけました!
    これはヒット!
    評価が分かれていますが、
    私は文句なしの最高評価。
    だって、ホントに怖い!ゾッとします。
    最低限の短い文章で、少ないページ数で、
    これだけ怖がらせてくれるなんて…
    すごいの一言です。
    どなたかがおっしゃっておられますが、
    ほんと、怖すぎて…逆に笑けます。

    面白いだけの絵本もあるんだから、
    怖いだけの絵本もあっていいと、私は思います。
    読書・読み聞かせは、教育ではなく
    エンターテイメントだと思うから。

    ということで、本日のイチオシの一冊に採用。
    最初に来た5年生が「これから読んで」と
    リクエストしてくれたので
    一番最初に読んで、間に一冊はさんで
    この絵本を見ていない後から来た6年生たちのために
    もう一度読みました。
    「これは怖いで〜!おしっこもらしなや〜」
    なんて言いつつ(笑)
    反応は上々でした。
    「ゾッとしたやろ〜?」って聞いたら
    うなずく子が多数、
    「そんなことない、怖くない!
    もう一回最後のページ見せて!」なんて
    強気な子もいて、最後のページ、
    もう一度めくって見せてあげました。

    うちの子供たちも
    「これは怖い」と喜んでいました。
    長女がじっくり眺めて
    「おばあちゃんの顔が一度も見えない。
    だから余計に不気味に感じるやわ」と言ってました。
    恥ずかしながら、私は気がつかなかったわ〜。

    所要時間約2分半。
    確かに低学年にはお勧めしませんが
    高学年〜大人に、怖がりサンには大勢で読むのがお勧め(笑)
    怖いのが平気な人は、夜に一人でじっくりどうぞ(笑)

    投稿日:2012/07/17

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    5
  • ストレートな怖さ

    • タマゴさん
    • 20代
    • その他の方
    • 東京都

    これぞ怪談!という怖さの絵本です。
    私は「怪談えほん」のシリーズの中でこの絵本がいちばん怖かったです。読めば「いるの いないの」の答えがわかります。
    この絵本には猫がたくさん描かれているのですが、ぜひ数えてみてほしいですね。数えきったとき大人はちょっとゾクっとします。

    私は最後のページ、もう開けません(笑)

    投稿日:2012/03/21

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    2
  • 生々しい田舎の家の描写

    【内容】
    田舎のおばあちゃんの家で暮らす事になった少年。おばあちゃんの家は、昔ながらの木と紙でできた一戸建て。古い家だ。天上が高い。少年は天上が気になって見上げていると、怒った顔の男の人がいた。ばあちゃんにその事を言うと…
    古い家にまつわる何とも言えないおばけの話。

    【感想】
    田舎の古い家を知っているので、実に生々しい恐ろしさを感じた。絵が実にうまく、生き生きとした描写が、少年の不安や家の不気味さを余すところなく伝えてくれる。
    ところで、この少年が一体何の理由でおばあちゃんの家で暮らすことになったのか、いつまでいるのか、年齢や家族構成などの細かいことは全く描かれていない。出てくるのはおばあちゃんと、少年、そして多すぎる猫。あらゆるところに猫がいて、どうやらこの家はおばあちゃんが一人暮らしをしている猫屋敷のようだ。いたるところに居る猫も、怖い。何でこんなにたくさんいるのだろう。この絵本は謎が多すぎる。話も断片的で、それまでの少年やおばあちゃん、梁の上に居る男の情報は語られず、またその後の少年の状況も判らない。突然始まり、プッツリと終わる。まさに怪談。読了した後、しばらくしてふと気になってしまうところも怪談。特に暗くなってから思い出したり、古民家や猫を見たら思い出したりする。本がない時間もたっぷり怖さを楽しめる。さすが、ベテランの作る絵本は凄まじい。

    この絵本は、年齢問わず誰でも楽しめる。
    特に、古い日本式の家で暮らしたことがある人、古い民家に泊まったことがある人は実にリアルに雰囲気を味わい楽しむ事ができるのでおススメ。また、田舎で恐怖を味わった人、猫が怖い人も楽しめます。この何とも正体不明の、つかみどころのない茫洋とした恐怖感、不安感は、ぜひ一度体験していただきたい。

    投稿日:2018/04/11

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    1
  • たまにはアリなホラー

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、女の子3歳

    8歳の息子が小学校の図書室から借りてきました。

    怖がりな息子にしてはめずらしくホラー。
    表紙の絵からしてちょっと怖そうな感じですが、
    中身は思っていたよりももっともっと、ゾッとします。

    絵が美しい分、余計に怖く感じる。
    舞台も、「おばあちゃんちの、古い家」なんて、
    もうこれは幽霊が出るとしか思えないセッティング。

    最後の一撃でかなりやられました。

    怖がりな息子にしては、寝る前によく読んだなぁと思います。
    そばで聞いてしまった3歳の娘は、
    「わたし、こわかった・・・ でも、明日も読むよ!」と宣言。

    後引く怖さがあるのかな?
    滅多に読まないのですが、
    たまにこういう絵本もアリかなと思いました。

    投稿日:2015/04/22

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    1
  • 最後のページの顔がおっかなくて、

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子2歳、男の子0歳

    一人できゃーっ!ってなってました。とてもじゃないが2歳の我が子には読んであげられません。笑 田舎にある古い大きいお家の雰囲気がとてもよく伝わって来て、これを読んであげた日にゃ、じじとばばのうちに行きたがらなくなるかも。

    投稿日:2014/10/21

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    1
  • マジで怖い

    レビューで「怖い絵本」と書かれていて、気になっていたので読んでみました。

    古い家に住むおばあさんと一緒に暮らすことになった、ぼく。
    高い天井のはりの上の暗がりが、とても気になるんです。

    古い家の中がメインなだけあって、全体的に暗いトーンで
    まとめてあります。それがまた怖さを増強している感じ。
    そして貧弱そうなぼくの、その表情。

    「みないから いるか いないか わからないよ」
    「みなければ いないのと おんなじだ」

    とは、おばあさんの見解。けれど、気になるぼくは、ついつい・・・

    絵本を読んで、寒気がしたのはこれが初めての経験でした。
    なんですか、これ。マジで怖いんですけど。

    おばあさんとぼくとの少ない会話と、ぼくの心の声が文になっています。
    そして、それ以上に語りかけてくるのが独特なタッチの絵。
    最後のページ、怖すぎです。
    怖がりな子には読ませないように、要注意。

    こういうジャンルの絵本もありなんだ!と思った異色の作品でした。
    インパクト大です。

    投稿日:2013/04/13

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    1
  • とにかく怖い!

    • 蒼良さん
    • 30代
    • せんせい
    • 兵庫県

    たまたま本屋さんで見かけたので読んでみました。
    京極夏彦さん作ということと、絵のタッチから
    怖い系の絵本かなぁとは想像できたのですが…。

    そこはかとなく醸し出される田舎の家特有の
    何とも言えない不気味感が上手く表現されています。

    文と絵が絶妙なバランスで
    怖さを互いに助長しあっているというか。

    途中から、意味がわからなくなって
    何を意味しているんだろう…
    なんて思っていましたが…

    最後のページを見て思わず声をあげてしまいました。

    いやぁ、これは怖い。
    気持ち悪い。
    意味がわからない。

    おそらく、これは子どもに読むのは
    とても難しいと思います。
    小学高学年とかでも怖がる子もいるかも。
    大人でも怖かったですし。

    自然学校とかに行った時とか夜に
    子どもたちを集めて
    これを読み聞かせると
    大人は楽しいだろうなぁなんて思ったり。
    でも、これのせいで
    夜なかなか眠れない子もでてきそう…。

    読む相手を選ぶ本だとは思いますが
    今まで読んだ絵本の中では
    かなり怖い絵本だと思います。
    そういう意味では自信を持って怖かったと言えるけれど
    読み聞かせとなると、難しいのかなぁとも思います。

    投稿日:2013/03/05

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    1
  • 大人でも

    大人が読んでも、絵本の話の間が怖さを引き立て、
    引き込まれていきます。
    私は、純粋に怖くて面白かったです。
    こういうジャンルの絵本もあるんだ〜と新たな発見でした。

    小さな子の読み聞かせには向いていないですが、
    小学生以上で、皆で集まって怪談話をするような夏のイベントなどでの
    怪談絵本のチョイスとしてはいいと思います。

    怖いもの見たさで、子供たちは夢中になる気がします。
    怖いものが見たい!怖い話が聞きたい!という気持ちで、
    いどんでいれば、盛り上がること間違いなし!

    気持ちの準備ができていない、普段の穏やかな読み聞かせには
    お勧めしませんけど・・・。

    もちろん、まだ息子(3歳)には読みません(笑)

    投稿日:2013/02/22

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    1
  • こわい

    京極夏彦さんの作品が好きな家人にプレゼントしました。

    お話はシンプル。
    絵がいいです。
    昔の家はこんなだったよね〜
    なんて思いながら読んでいくと…。
    こわい。
    かわいい猫ばっかりだね〜
    なんて喜んでいたら、こわい。

    人の心理をついているな〜
    と読みすすんで、最後の場面は…。
    こわいです。

    投稿日:2013/01/10

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    1
  • 日常の中の恐怖

    昔ながらの家屋に宿る恐怖。
    自分たちにとっては非日常であっても、合掌造りの家並みでは当たり前の暗闇です。
    天井がありません。
    見上げると大きな梁と、その上には昔は養蚕でもしたのでしょうか屋根むかってむき出しの柱組があるだけ。
    そこに住むおばあさんにとって、怖い顔がのぞいていても悪いことが起こらぬ限り、見上げさえしなければいないも同じなのです。
    都会っこの少年にとっては、とても怖い非条理の世界。
    京極さんの巧みな語りと、町田さんの自然でいながら不気味さたっぷりの絵。
    「こわいのこわくないの」
    この怖さは、考えるとあちらこちらにありそうです。

    投稿日:2012/08/20

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