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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

ガラシとクルピラ」 みんなの声

ガラシとクルピラ 作:陣内すま
絵:ヴァンペレーラ
出版社:福音館書店
税込価格:\880
発行日:2005年09月
ISBN:9784834021172
評価スコア 4.22
評価ランキング 23,303
みんなの声 総数 8
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  • クルピラを探して

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子8歳、男の子5歳

    クルピラという言葉を初めて聞き、
    少し調べてみたのですが、
    あまり確かな情報はありませんでした。

    ギアナ高地にいると言われているのが「クルピラ」。
    その姿は、緑色をしていて髪の毛は赤く、
    体長は1メートルほどと小柄。
    特徴的なのが、後ろ向きに歩くということである。
    しかし、俊敏に動き、
    現地の人々の間では
    森を荒らす者がいると懲らしめにくると恐れられていた。
    また、そのすみかは地上ではなく地底にある、
    と言われていることから
    地底人ではないかという意見もあるそうです。

    怖そうというイメージから、
    動物を守るエピソードを読み、
    好感に変わりました。

    子どもたちも、絵の中から
    クルピラを探して楽しんでいました。

    投稿日:2021/01/24

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  • 月の描写

    • 落花聖子さん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子3歳、男の子1歳

    お子さんによっては怖いと思われてしまうかも知れませんが、うちの息子のお気に入りです。私の小さい頃、保育所の定期講読で購入し、妹共々よく読みました。クルピラの登場シーンは大人になった今も怖いなと思うことがありますが、画面から伝わるジャングルの息づかいや月の描写などから、そこに生きるものを感じます。ガラシの狩りに行きたい気持ちと、息子の何でもやってみたい!が同じだなぁと微笑ましく思えます。

    投稿日:2020/06/26

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  • 個性的な絵本。

    イラストは黒と白,文章は赤,とても個性的な絵本に思いました。
    アマゾンの伝承に基づいたお話のようで,不思議な世界に引き込まれた感じです。
    ガラシにはガラシの思いがあり,クルピラにはクルピラの思いがあり,人間と他の動物たちが共存していくことで考えなければならないこと大切なこと,そんなことを考えるきっかけになるといいですね。

    投稿日:2016/06/16

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  • 狩りの掟

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子21歳、男の子19歳

    ブラジル・アマゾンの昔話に基づいたお話。
    アマゾンのほとりに住むガラシ少年は、父親から狩りについていろいろと教えてもらうのです。
    母親からも、クルピラについても。
    クルピラは、ジャングルに住む魔物のようなもので、
    無駄な木の伐採や、子どもの動物やおなかに赤ちゃんのいる動物の狩りを
    邪魔するというのです。
    ガラシ少年はやがて狩りについていきますが、途中ではぐれ、
    とうとう、クルピラと出会ってしまいます。
    ガラシが失神してしまうほどのその迫力は、やはりすごいです。
    でも、ガラシは大切なことを学びます。
    クルピラは、狩りの掟を教えてくれているのですね。
    自然との共生について考えさせられます。
    現地の画家による、白黒の精緻な絵が、原始的な世界を体感させてくれます。
    月の描き方が独特でびっくりしました。

    投稿日:2015/04/03

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  • 動物の守り神、クルピア

    ジャングルの中には、動物たちの守り神のクルピアがいて、「無駄に木

    を倒したり、子供の動物やお腹に赤ちゃんがいる動物を捕まえようとす

    ると、狩の邪魔をするんだよ。」と、とうさんに教わるガラシは、その

    教えを忠実に守ろうとしています。教えるとうさんも、教わるガラシも

    立派だと思いました。絵が白黒でタツーのことを心配して木の中から

    顔を出しているクルピアが不気味に思え、身震いしてしまいました。

    丁寧に描かれているのですが、ジャングルの厳しさがよく表現できた

    絵だと思いました。

    投稿日:2010/07/03

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  • 黒と白

    表紙をとても気に入ったのでこの絵本を選びました。隅から隅まで全神経を注いだ白と区とのバランスのとれた表紙がとても迫力があってじっと見ると色々な物が隠されている様に見えてきて驚きました。表紙だけでこんなに時間をかけてじっくり味わった絵本は久しぶりでした。(それ程圧巻だったのです)主人公の男の子がとても優しい心を持っていたので嬉しくなりました。それも主人公のお父さんが日ごろから主人公に逞しい姿を見せていてきちんとした行いをして手本を示しているからだと思いました。お父さんの他にも正しい手本を自然に見せている大人が主人公の周りに沢山いる事はとても良い環境だなと思いました。

    投稿日:2008/09/29

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  • うっそうとしたジャングルの雰囲気がいい!

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子12歳、女の子7歳

    「こどものとも世界昔ばなし旅シリーズ」ブラジルに移住している日本人が、原住民族の村の人たちの暮らしぶりをイメージして絵本にしたもの。
    イラストの方の担当は、生粋のブラジル人の方で、うっそうとしたジャングルを白黒のペンでのみ表現していて、とても雰囲気が出ていました。

    この絵本のように、古いならわしの通りに生活している民族は、不思議な神様(自然)やそこに生きる生き物たちと、とても上手にかかわり合いながら、生きているのがわかります。

    投稿日:2007/10/09

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  • 森の守り神クルピラ

    ジャングルで早くお父さんたちと一緒に狩をしたいガラシが、森の守り神クルピラが出会うお話です。
    最初、クルピラってなんなのかな?と思いながら話を読み進めていました。
    恐ろしい怪物?なんて思ったりしましたが、動物たちの守り神だったのですね。
    白黒2色のみのイラストで、不気味な感じが漂う絵本ですが、お話はとても素敵です。
    でも、小さい子には、とっつきにくい絵かな?

    投稿日:2006/05/07

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