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ひゃくにんのおとうさん」 ママの声

ひゃくにんのおとうさん 再話:譚 小勇 天野 祐吉
絵:譚小勇
出版社:福音館書店
税込価格:\880
発行日:2005年09月
ISBN:9784834021233
評価スコア 4.43
評価ランキング 11,680
みんなの声 総数 27
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23件見つかりました

  • また、誰かに拾われるのかしら?

     働き者の若夫婦が手にした瓶。
     それによってもたらされた百の笠。
     この二人どうするのかと思ったら、 
     う〜〜〜感動。
     そのつぎに手にした百のもの。
     今度は売るんだろうなと思ったら、
     なんて優しい善良の固まりのような夫婦。
     とウルウルしていると、やっぱり出てきた悪者ども。
     悪行の報いのページでは、恐ろしいほど小気味よい気分で読んでいました。
     私って残酷なのかも。
     
     最後の報いは笑えますね。
     百人がお屋敷いっぱいにいる様子。
     広いお屋敷のはずが、息苦しそう。
     
     それにしても、捨てられた瓶。
     また、誰かに拾われるのかしら?(笑)

    投稿日:2010/01/08

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  • 天野祐吉さんにひかれて・・・

    • ハンガラムさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子18歳、女の子10歳

    天野祐吉さんは、絵本のお仕事もしていらっしゃるのですね。さすがに、面白いお話でした。題名がちょっとネタバレのような感じですけれど、子供たちには違和感はないようでした。100人ものお年寄りは、この後どうなってしまうのか、すごく気になります。
    「やんすけと、やんすけと、やんすけと」というお話しを思い出しました。
    天野さんの他の絵本も全部読みたくなります。

    投稿日:2009/10/23

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  • THE WONDERFUL JAR

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子14歳、男の子12歳

    中国の昔話だそうです。
    譚小勇という中国出身の方が再話されているのは納得ですが、
    意外にもコラムニストの天野祐吉さんも関わってらっしゃいますね。
    誠実な若夫婦が見つけたかめ(大きな入れ物)は、不思議なことに、
    入れたものを100倍にしてしまうのです。
    ところが、噂を知った欲張り地主に取り上げられ・・・。
    小1をメインに読み聞かせたところ、地主が登場する前に、
    「きっと、欲張りに取り上げられるで。」とひそひそ声が。
    昔話のパターンの王道を行くお話しですね。
    でもやはり、ギャフンと言わされるスケールはなかなかのもの。
    子ども達の反応もよかったです。
    そしてラスト、圧巻の100人のおとうさん!
    これは、高齢化社会を暗示しているのか!と突っ込みを入れたくなります。
    100人のおとうさんのその後も気になりますが、
    裏表紙までよおく見ると、もしかして「きりなしはなし」?
    それにしても、英訳の題名は『THE WONDERFUL JAR』。
    なぜかうなってしまいました。

    投稿日:2008/06/13

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  • 使う人次第で良くもなれば悪くもなる。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    不思議な瓶のお話しです。
    この瓶…使う人次第で 良くもなれば悪くもなります。
    働き者の若い夫婦から 力づくで瓶を奪ったいばりんぼうの地主は
    この瓶にしてやられます。
    地主が 瓶に振り回される場面の絵がとても良いです。
    ペーシ゜いっぱいに描かれた炎や水は
    大判の絵本でないにも関わらず迫力を感じました。
    5年生のクラスで読み聞かせしましたが
    お話の展開は読まれながらも
    絵の迫力で「わ〜!」と声が上がっていましたよ。
    おしまいが 尻切れトンボのような感じもしますが
    これはこれで このお話の行く末を
    想像したりできていいのかもしれませんね。

    投稿日:2008/05/20

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  • それぞれの人物は最後。。。

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子9歳、男の子5歳

    ふしぎなかめが登場する中国のお話です。

    かめの中にものをいれるとそれと同じものが100個出てきます。ふしぎですね。
    このかめを最初にみつけた若い夫婦は、きっと、清い心の持ち主だったのでしょう、100個になったものをたくさんの人に無償で分け与えます。でも、そのかめは、意地悪い地主のもとへわたってしまいました。。。

    若い夫婦のもとにあったときのかめと、地主のもとにきたときのかめ。かめから出てくるものがあまりに対照的でおもしろすぎです。使う人の心がきれいかよごれているか、かめはすべてをお見通しのようで、ちょっぴり恐ろしささえ感じます。

    最後の終わり方がやや残念。若い夫婦のもとにかめが戻ってほしかったなあって思ったり、もう少し、かめが大活躍してくれたらよかったなあって思ったり。余韻をもたせた終わり方が、読み手に想像をふくらませる結果につながるのかもしれません。

    投稿日:2008/04/18

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  • 中国風の落語のような話。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子12歳、女の子8歳

    作者の譚さんは中国の生まれのイラストレーターさんで、現在は日本でお仕事をされているそうです。

    正直者で、働き者には宝物が手に入り、悪どいヤツ(「となりのじいさんタイプ」というらしいです)には、その行いを罰せられるようなことが起きる。それはどこの国でも同じようですね。
    このお話には、不思議な大きなかめが出てきます。
    働き者の若夫婦は、かめから出てきたたくさんのものを独り占めせず、村の知人たちに配りますが、そのかめを無理やり奪い取った地主は、そのかめの為に次から次へととんでもないことが起きてしまいます。
    読んでいるほうは、そのハプニングが面白かったです。
    何より、地主のお父さんがかめの中に落ちてしまい、(題名はここからきていますが)かめから助け出すと、次から次から100人ものお父さんが出てくるあたりは、なんとも言えませんでした。
    このお父さん、出番は少ないのですが、しいて言えば主役!最後のほうはお父さんだらけで、いい味出してくれていました。
    あまり、教訓教訓した話ではなく、あくまでも笑い話的な結末は、落語的な気楽さがあり、読んでいてとても楽しかったです。

    投稿日:2008/03/26

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  • 続きが知りたいな〜!

    • ぼのさん
    • 40代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子14歳、女の子12歳、女の子7歳

    2月から参加し始めた、絵本読みボランティアの情報交換サークルでは、毎年5月に図書館でお話し会をするそうです。
    今年は、オリンピック開催にちなんで「中国の絵本か紙芝居を入れてほしい」という要望があり、中国の昔話を読み漁ってます。

    今まで、中国の昔話というと、『勧善懲悪!』しかも、悪は徹底的に懲らしめる(かなり残酷な)結末が多いようなイメージがありましたが・・・
    これは、結末に関しては、生ぬるいです(苦笑)。
    でも、その分、ユーモアたっぷりで、笑えます。

    入れたものが100個に増えてしまう、不思議なかめを見つけた、働きものの若夫婦。増えたものを村人みんなに配る、見るからに善人です。
    対する悪人は、欲張りでいばりん坊の地主。
    若夫婦から、力づくでかめを取り上げますが、有効利用できず・・・???

    次々に、同じ姿のおとうさんが出てきて、屋敷じゅうをうろうろしてるシーンは、大爆笑!

    で、でも・・・
    この地主、このあと、このおとうさんたちをどうしたのかな〜?!
    かめを捨てずに、ごはんも衣類も100倍にすればよかったのに・・・(笑)。

    それに、あの親切な若夫婦には、何もご利益ないの〜???

    ・・・と、どうもすっきりしない気分に見舞われます(苦笑)。でも、まあ、子どもたちと、続きを想像して楽しめばいいのかな?!

    投稿日:2008/03/20

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  • 「○○が百人いたら」

    題名がおもしろかったので借りました。百人のお父さんってすごいインパクトがあります。

    入れた物が百倍になるという瓶を若い夫婦が持っています。それを奪ってきた欲深な地主。中国の民話ですが、欲深な者が出てくるのは日本でもよくあるパターン。でも、中国ならではスケールが大きいです。

    息子に「お父さんが百人いたらどうする?」と聞いたら「いびきがうるさいよ」と言いました。息子は「お母さんが百人いたら、ご飯つくらんでもいいからいいじゃん」と。私が「子どもが百人いたらうるさいよね。すぐに『ちょっと来て』って言われて」と。

    親子でいろいろな「○○が百人いたら」を出し合って、楽しかったです。

    おもしろかったのは、お父さんが庭でも屋敷でもひしめきあっている場面でした。あのお父さんたちは一体その後どうなってしまったのかな?と気になりましたが、ものすごく余韻がある本です。

    投稿日:2007/09/29

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  • なんだか、尻切れなおはなし

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    とてもおかしいお話ですが、最初にかめを見つけた夫婦はどうなったのでしょう。
    なんだかすっきりしない感じです。
    子どもは主人公に自分を重ねて、おはなしに入り込んで行きます。
    この話は、途中で主人公が変わってしまって残念なかんじです。
    かめを最初の夫婦に返すストーリーならよかったと思いました。

    投稿日:2007/09/08

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  • えっ!表紙かよ??

      子どもたちに読み聞かせしました。
      はじめのほうは、あまり興味を示さなかったのですが、
    地主のお父さんがかめにおちた所を読むと、大爆笑してました。「おじーちゃんがたくさんでてきた〜。百人もでてきたら、ご飯誰が作るの?」ともいってました。

     「はい、おしまい。」と私が絵本を閉じると、息子が「ヨンって書いてある!へー○○もヨン様なんだー」とよろこんでます。不思議に思い表紙を見てみると、息子の名前につく「勇」という漢字に「ヨン」とふりがながされていたのでした。おとうさんに「この本、おもしろいよ!ここが!!」とさしていたのは、そう、表紙でした。

    投稿日:2006/05/25

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