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むげんことわざものがたり

むげんことわざものがたり(偕成社)

好評につき2刷!ことわざがつながって、ひとつの物語になったおもしろ絵本

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新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

だいじょうぶだよ、ゾウさんなかなかよいと思う みんなの声

だいじょうぶだよ、ゾウさん 作:ローレンス・ブルギニョン
絵:ヴァレリー・ダール
訳:柳田邦男
出版社:文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2005年11月
ISBN:9784894234383
評価スコア 4.79
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  • 30年後も読んでみたい

    • ちうやかなさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子14歳、男の子11歳

    訳者である柳田邦男氏の講演で紹介されて知りました。
    子どもにはまだ読んでいません。
    っていうか、読む気には今はなれません。
    読む年代によってとらえ方が全然違ってくるとも思います。
    私自身はなんだか読むのが恐かったのですが、
    でも何度も読んでしまいます。
    ネズミの立場・・・成長とともに別れを受け入れる準備をする立場と、
    ゾウの立場・・・いつか送られる準備をする立場・・・
    どちらにしても、考えながら読むと胸が苦しくなってきます。
    でも、読まずにはいられない感じがします。
    せっせとゾウの世話をするネズミの姿に、
    今は自分を重ねて見ているのだとも思います。
    10年後、20年後、30年後、きっと私のとらえ方も
    変化していくでしょう。
    私はそういう本がやっぱり好きなのだと思います。

    投稿日:2009/12/10

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  • 最期のお別れ

    表紙の絵を見て、眼鏡をかけたゾウ?と不思議に思い、手に取りました。
    このゾウは年老いたゾウなんですね。
    そして、「だいじょうぶだよ」と励ましているのが、ぞうの上に乗ったネズミ。
    その2人の、切ないけれど温かい最期のお別れが描かれていました。
    著者が、祖母と暮らした思い出をもとに創作したと知って、納得。
    死という重いテーマを、とても自然に表現しているお話だと思います。

    投稿日:2020/12/15

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  • 愛するということ

    父が死んだのは上の子が三歳のとき。だからもう十四年も前のこと。
    いまだに後悔しているのは、病んだ父を受け入れてあげられなかったことです。
    まだ五十代なかばだったし。私は二人の娘の子育てに必死だったし。なんでガンなんかに、って。理不尽だとばかり思って、その理不尽さを受け入れられなかった。どんどん痩せていく、どんどん病人の顔つきを深くしていく父を受け入れられなかった。父のそばにいたけど、父を見ているのがひたすらつらかった。
    そしてわずか一年の闘病で父は逝ってしまいました。
    この絵本で一番美しいのは、ネズミがゾウの死を受け入れて、ゾウが「あちら側」に行く手伝いをすることを決意したシーンだと思う。ネズミの顔の、なんともさっぱりした、しかも穏やかないい表情。
    愛する人の死を悲しまないのは無理だけど、残された生の時間をいとおしむことに全力を注ぐこと。
    それができることこそが、「人を愛する」ことなのかも知れない、と。
    まだまだ自分のことしか考えられない私なのですが。

    投稿日:2016/11/30

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    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    自分の死期を悟ってそれを受け入れているぞう。
    ねずみのほうはわりきれません…。
    ねずみは成長していきますが、私もなかなか大切な人が死ぬとなったらわりきれないと思います。
    逝ってほしくない…とは思うものもたしかに生き物は永遠には生きられないのですよね。
    死について考えさせられ良い本だと思いました。

    投稿日:2014/09/19

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  • 死のイメージが変わる

    死について連想するものといえば、寂しい・悲しいなど、負のイメージが多いですが、この絵本を読むと、悲しさよりも温かさを感じました。
    仲良く暮らしていたぞうの死を受け入れられないねずみの気持ちが痛いほど伝わってきました。
    でも、ちゃんと「むこうの国でも幸せに」と送り出してあげられたことで、「最後のお別れ」を寂しさや悲しさだけでは終わらせませんでした。

    投稿日:2014/04/12

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  • 心あったまるおはなし

    ゾウとねずみのあったかい友情のお話でした。ゾウがもう命が長くなると行くという森。うちの子はその森の中を想像してました。「いっぱいバナナあるんじゃない?」「病気治すお医者さんいるんじゃない?」などなど。子供の発想が優しかったので、聞いてうれしかったです。

    投稿日:2011/09/19

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  • わかれ

    • 曲軒さん
    • 60代
    • じいじ・ばあば
    • 神奈川県

    近しい人と「わかれ」ることは、
    それが永遠のものであるならなおさら、
    悲しいものだと思う。
    自分の心に正直に向かい合う。
    それでいいと思う。
    現代は少しクールすぎる。
    解決するのは時間かも知れないし、
    友人かも知れないし、自分自身かも知れない。

    投稿日:2011/02/11

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  • ねずみの成長

     年老いて行く、子供には理解が難しい事ですよね

     そんな所をうまく表現して、ねずみが成長して

     ゾウを見送る姿が感動でした。


     いつかは、誰もが直面する事ですから娘が理解出来る頃に

     この1冊を残して置きたいと思います。

    投稿日:2009/02/17

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