だいじょうぶだよ、ゾウさん」 みんなの声

だいじょうぶだよ、ゾウさん 作:ローレンス・ブルギニョン
絵:ヴァレリー・ダール
訳:柳田邦男
出版社:文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2005年11月
ISBN:9784894234383
評価スコア 4.79
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  • 死を受け止めるということ

    雑誌で訳者の柳田邦男さんが薦めておられたので読んでみました。
    柳田さんは、次男を自殺でなくされ、いろいろ考えさせられる事があったようで
    死を乗り越える本として、この本に出会われたのではと思わせるような本でした。
    若いねずみと年老いた象。寿命のなくなった象の国にいくためにわたらなければならないつり橋が壊れている。
    象には無理だが、器用なねずみならつり橋を直せる。
    でも直してしまうと、象は行ってしまう・・・。
    凄い葛藤をさらりと描いていて、
    読み終えた後には、涙よりも勇気がわいてくるような一冊です。

    投稿日:2011/07/22

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  • 美しい「別れ」

    年老いたゾウと幼いネズミの絆のお話です。

    自らの寿命を悟り「死」に対する不安。
    大切な人を失う「死」に対する不安。

    ゾウとネズミのそれぞれが「死」に対して立ち向い成長していく。


    ゾウは死に直面した時、一度恐れを抱き「生」を選ぶのですが、ネズミはゾウの「死」を前にしたことで恐怖を抱きながらも心を成長させていくのです。

    頭では分かっていても不安が募るゾウに、ネズミは「死は怖いものではない」と後押しする姿は涙を誘います。


    私たちもこれからいずれは「死」を迎えます。
    子供たちもいずれは大切な人を失う時が来ます。

    心の絆が強いからこそ「死」「別れ」を乗り越えられる。

    それをこの本から学んだと思います。

    投稿日:2011/07/09

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  • わかれ

    • 曲軒さん
    • 60代
    • じいじ・ばあば
    • 神奈川県

    近しい人と「わかれ」ることは、
    それが永遠のものであるならなおさら、
    悲しいものだと思う。
    自分の心に正直に向かい合う。
    それでいいと思う。
    現代は少しクールすぎる。
    解決するのは時間かも知れないし、
    友人かも知れないし、自分自身かも知れない。

    投稿日:2011/02/11

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  • 時間が最良の薬

    • ももうさ♪さん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子2歳、女の子0歳

    この絵本を読んで、知人のことを思いました。

    大事な人が病に倒れた時、
    何の心構えもなかったでしょうから、
    その人は心が壊れてしまうくらい、
    それを受け入れることが出来ませんでした。

    でも、何年も看病を続けるうち、
    ネズミと同じような心の成長があったのでしょうか、
    最期を見送る時には、
    とても心穏やかに過ごされていました。

    心の準備が出来ていると、
    死は周囲の人にまでもこんなにも穏やかに訪れるのだと、
    拒否したり恐れる必要はないのだと、
    とても印象深かったです。


    では、突然の死を受け止めるにはどうすればいいのか・・・
    その方が後を引いてしまうことは身をもって知っているので、
    答えは私には見つかりません。

    でも、このような絵本の存在を知って実際に触れることが、
    その一助になっていくのだと信じたいです。

    投稿日:2010/11/18

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  • ねずみが気になって、物語に入り込めず

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    え〜、悪くないんと思うんですが、自分のフィーリングには合いませんでした。
    子どもはただジッと、読んでいました。
    一応ね。子どもから感想を言わないときは、あまり故意に感想を聞かないようにしてるんです。読み語りのボランティアをしていると、「子供から読み終わったすぐ後で、無理に感想を聞くのはあまりいいことじゃない」と聞いてから、無理に聞かないのか癖になってきました。

    ぞうさんはいいんですが、ねずみがちょっと漫画チックなのが、物語を通して、気になって気になって、人間て1つ気になるものがあると、集中力に欠けるものですよね。
    だから、この物語のキャラクター達のところまではひきこまれませんでした。

    投稿日:2009/06/04

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  • ねずみの成長

     年老いて行く、子供には理解が難しい事ですよね

     そんな所をうまく表現して、ねずみが成長して

     ゾウを見送る姿が感動でした。


     いつかは、誰もが直面する事ですから娘が理解出来る頃に

     この1冊を残して置きたいと思います。

    投稿日:2009/02/17

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