とても表情豊かなかえるさんが、水辺でだれかを待っています。「まだかな」「まーだかなぁ」
そんなかえるさんの目の前に、次々にいろいろな生き物が現れます。さっと通り過ぎるだけだと気づかないけれど、じつは、自然界には、たくさんの生き物がいて、様々な出来事が繰り広げられているということが、よくわかります。
じっとして見ているからこそわかる、自然界の不思議や驚き。自然を学ぶ第一歩の「観察すること」が幼い子どもにもわかるように描かれています。
最後、かえるさんは、待っていたお友達と出会えて楽しく遊びます。「まだかなぁ〜」と長い間待った甲斐がありました。良かったね!
文章は少なく、じっくり見て楽しむ絵本です。虫や生き物が好きな子どもさんにおすすめです。