ターシャ・テューダーは、アメリカで最も愛されている絵本作家のひとり。
アメリカ人の心を表現する絵と言われていて、クリスマスカードや感謝祭、ホワイトハウスのポスターに使われています。
コルデコット賞オナー賞受賞作家。
園芸家としても知られており、何と30万坪の土地に住み、そのスローライフは日本でも注目されていて、書籍も沢山あります。
この作品は、1941年の初期作品ですが、2001年から復刻された一連の作品のひとつ。
クリスマスまでの冬の生活を描いた作品で、物語は淡々と進みます。
それが、喉かな農園ということもあるからなおさらです。
最後は、クリスマスのシーンで終わるのですが、本来のクリスマスというイベントの持つ意味合いが、分かったような気がします。
絵は、まさに古き良きアメリカと言う感じで、精緻な絵が心を和ませてくれることでしょう。
ただ読み聞かせとなると、インパクトが少なく文章が長いので、飽きられてしまうかも知れません。
どちらかと言うと、大人の心を癒してくれる作品です。