しばわんこの和の行事えほん しばわんこの和の行事えほん しばわんこの和の行事えほんの試し読みができます!
絵・文: 川浦 良枝  出版社: 白泉社 白泉社の特集ページがあります!
お正月、節分、夏祭り...季節に縁のある遊びに触れながら、親子で楽しめる日本の行事をご紹介。

ひまわりの おか」 パパの声

ひまわりの おか 文:ひまわりをうえた八人のお母さん 葉方 丹
絵:松成 真理子
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
本体価格:\1,500+税
発行日:2012年08月31日
ISBN:9784265006328
評価スコア 4.71
評価ランキング 1,204
みんなの声 総数 13
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • いつまでも咲き続けて

     宮城県・石巻市立大川小学校。東日本大震災で数多くの悲惨な悲しみの中でも、もっとも大きな悲しみが起こった場所として記憶されています。
     全校児童108人のこの学校で実に74人の子どもたちが津波の犠牲になりました。10名の先生も命を亡くされています。
     どうしてこの小学校でこれほどのたくさんの犠牲者が出たのか。遺族が一番知りたいことです。
     津波は天災だから恨んでも恨んでも答えは出ません。でも、子どもたちは何故逃げ遅れて津波の犠牲になったのか。
     本当のことがわかったとしても子どもたちの命は戻ってきませんが、そのことがいつか来るかもしれない災害の防止になるかもしれない。
     そのことは大事なことです。

     この絵本は犠牲となった子どもたちのうちの8人のお母さんの取り組みを紹介したものです。
     あの日に何があったのかを求めるものではありません。
     命を亡くした子どもたちの笑顔をひまわりの花になぞられた取り組みです。
     それは一人のお母さんの「おかの上の花だんに、ひまわりをうえようよ!」という一言がきっかけでした。そして、次々とお母さんが集まって、夏にはたくさんの花が咲きます。
     その取り組みが新聞に紹介されました。葉方丹さんがそれを読んで、石巻まで出かけます。
     そこで出会ったお母さんたち。
     お母さんの話から浮かんでくる子どもたちの笑顔。
     初め、葉方さんは「絵本になればいいな」は、いつしか、ひまわりの花のように、一冊の絵本として出版されたのです。

     葉方さんを動かしたものはお母さんたちの子どもたちについての手紙だったといいます。あるいは、その手紙を書かせたものは、亡くなった子どもたちの思いだったのかもしれません。
     ぼくたちを、わたしたちを、忘れないで。
     亡くなった子どもたちのそんな思いが、ひまわりの花になり、一冊の絵本になったような気がします。
     大川小学校は東日本大震災のつらい傷跡の代名詞のようになりました。
     しかし、忘れないことが犠牲となった子どもたちには一番大切なことではないでしょうか。
     いつまでも、咲きつづけてほしいものです。

    掲載日:2015/10/12

    参考になりました
    感謝
    0

1件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

からすのパンやさん / はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



『星のゆうびんやさん ハイタツマン』「アキレスケンさん」 インタビュー

みんなの声(13人)

絵本の評価(4.71)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット