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宮沢賢治の絵本 セロ弾きのゴーシュ自信を持っておすすめしたい みんなの声

宮沢賢治の絵本 セロ弾きのゴーシュ 作:宮沢 賢治
絵:さとう あや
出版社:三起商行(ミキハウス) 三起商行(ミキハウス)の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2012年10月
ISBN:9784895881289
評価スコア 4.52
評価ランキング 7,260
みんなの声 総数 32
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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19件見つかりました

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  • どうしてもうまく弾けない。でもどうしていいのか分からない。
    ゴーシュの弾くセロの音に足りないものは何なのか?ゴーシュ自身にもそれがわからぬまま、ゴーシュは夜ごとセロを弾く。
    次々とやってくる動物たち。ゴーシュは激しい感情もそのままに、自分の「思い」をぶつけるように夢中でセロを弾く。そうとは気づかないままにゴーシュの弾くセロの音は変わっていく。ゴーシュの動物たちとの、穏やかならぬ激しいやり取りは、張り詰めたような真剣さ、まっすぐさ、何にも覆われない生の感情を思い起こさせる。まっすぐな、心の底からのあるれる感情を呼び起こしつつ、ふしぎな達成感を感じられる絵本である。

    投稿日:2015/11/12

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    1
  • 子供にわかりやすい1冊。

    宮沢賢治作品の中でも、「セロ弾きのコージュ」は有名で、またわかりやすい物語でもありますね。
    それゆえに、アニメ映画化されたり、絵本もたくさん出ていますね。
    こちらの絵本は、特段可もなく不可もなくの番人受けするイラストで、子供達には読みやすいと思いました。
    深い味わいや独特の味わいを求める大人は他の絵本も読む比べてみるのもいいかも知れませんね。

    投稿日:2020/07/02

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  • 動物たちの関りで成長したゴーシュ

    音楽を専門にやってい金星音楽団が、きみ一人のために悪評を

    とるようなことでは困ると、楽長に怒鳴られるセロ弾きゴーシュは

    深夜まで懸命に練習しました。町はずれの川端にある壊れた水

    車小屋に帰ってきて、毎夜毎夜次々に、動物たちがやってきまし

    た。10日間動物達との関わっているうちに、上手くセロを弾ける

    ようになったお話でした。表情がまるで、出来ていないゴーシュ

    が、動物達とのかかわりで感情が入ったセロが弾けるように

    なったのが、よかったと思いました。先日、信楽観光に行って

    きました。子狸がとても可愛くキュートに描かれてたので、また

    行きたいなあと思いました。

    投稿日:2019/10/12

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  • 子どもが小学校で宮沢賢治の作品を勉強しているのをきっかけに、子どもと一緒に読みました。文字数が多く、こんなに長い文章を子どもが読めるのかなと心配していましたが、どんどんお話に引き込まれていき、20分くらいかけて読みました。色々な動物と出会う中で、ゴーシュがセロの弾き方を掴んでいく様子がじわじわと伝わってきて、とても面白かったです。

    投稿日:2016/11/19

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  • セロ弾きゴーシュの中で

    絵本のセロ弾きゴーシュで1番有名なのは茂田井武のですが、
    と言うか僕の中ではセロ弾きゴーシュ=茂田井武でした。
    その状況の中なかなか他の本を手に取ってみようと思いませんが、
    たまたま偶然に手に取って読んでみました。
    さとうあやさんの絵は自然と動物、生き物がとってもの優しくチャーミングで、
    とっても温かい気持になります。
    それが、このセロ弾きゴーシュの成長して行く様子や状況、環境にうまく合っていて、自分1人じゃなく大きな愛の中で生きていると感じられ、
    これから社会に出て行く子たちにとっても良い作品だと思いました。

    投稿日:2016/02/06

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  • 必死になって練習しても全くダメだったにも関わらず、動物たちとやり取りが続くたびに少しづつ上手くなってきて、最後には弾けるように。
    この1冊の本が、友達や周囲に居る人々の大切さを教えてくれているような気がしました。自分一人ぼっちでは人は何も出来ません。出来てもある程度の所までだと思います。でも、周囲の人の支えがあって初めて成功出来たりするんだと思います。仲間の大切さ、そして頑張ることの大切さを教えてくれる名作だと思います。

    投稿日:2015/11/29

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  • 絵が素敵

    • さみはさみさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子3歳

    改めて読んでみると、芸ごとを極める時の苦しさと、克服する時の喜び、周囲とのやりとり・・・それぞれの場面が深いです。

    同じ作品がたくさん出版されていますが、絵が迫力がありながらとても親しみやすくて好きです。それぞれの場面のゴーシュの様子がよく感じられます。

    息子たちはまだこれを読むには早いですが、大きくなったら勧めたいと思います。

    投稿日:2015/11/30

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  • まるで人生です

    ゴーシュと動物たちとのやり取りを経て、ゴーシュが上手くセロを弾けるようになっていく。
    必死で頑張る物には必ず成功が待っている。
    まるで長い人生を物語にしたような絵本です。
    感情を押さえながら、必死で頑張る姿。今の子供たちに、しっかり見てもらいたい、そんな本だと思います。
    少しのことでも諦めず、やり遂げる姿が素晴らしいと思いました。
    頑張る気持ち、そして他の動物たちとの出会い。
    大切にしたいものです。

    投稿日:2015/11/25

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  • 素直な動物たち

    楽団の中で、なかなかうまくやっていけないゴーシュでした。
    団長さんから、ひどいことを言われ、おもしろくないゴーシュの心は闇に包まれています。夜遅く練習をしていると、ねこがやってきます。その猫に対して思いきりいやなことをするゴーシュには、もう残念。その後、次々に訪れる動物たちは、みんな素直で心がきれいで…
    お話自体は知っていましたが、改めて、深く味わうことができました。ひとつひとつの文章が長く、句読点があまりないので、声に出して読むとき、苦労しましたが、魅力ある日本語にも触れることができました。
    絵の描き方も、動物たちの特徴をよりわかりやすく表現していると思いました。

    投稿日:2015/11/29

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  • みんな笑ってる

    「みんなちゃんとそばで聞いてるよ!みんな笑ってるね!」

    最後のページで息子が嬉しそうに言いました。
    ーああかっこう。あのときはすまなかったなあ。おれは怒ったんじゃなかったんだ。
    のところです。
    たしかにゴーシュの家の周りには猫も、狸も、ねずみも、そしてかっこうや他の動物たちも寄り添うように描かれていますが、本当は一匹一匹は小さくてそれぞれの表情までは見えません。
    でも、息子には笑って見えた、これはなんて素敵なことでしょう!

    動物たちがゴーシュの最後のセリフを聞いていたかどうかは本文からはわかりません。さらに彼らが笑っていた、となれば、この作品の重大な解釈の問題になります。
    けれどそんなことよりも、「動物たちが笑っている」と幼い心に感じさせてくれた、この絵本に心から感謝をしたいと思いました。

    暴力的なまでにぶつかり合うゴーシュと動物たち…柔らかで耳当たりの良い教育が主流の現在、こんなにまで剥き出しのままの情感、感性がぶつかり合うことは親子の間であってもあまりないのではないでしょうか。
    『セロ弾きのゴーシュ』にはわかりやすい愛の言葉はありませんし、むしろ幼児には暴力的な描写のほうが印象に残りかねません。しかしそこから、もちろん無意識的にではありますが、懐のふかい愛と赦しを感じとれたことに、絵本のもつ力をあらためて実感いたしました。
    ゴーシュに限らず賢治の作品の絵本は、どちらかというと大人向きの余韻を楽しむような絵が多いように感じていましたが、この本には、決して子供騙しという意味ではない「わかりやすさ」があるようです。
    その場にいるような目線の構図や、「インドの虎狩り」が響いてきそうなインパクトのある絵柄!そしてすべてを包み込むような圧倒的な優しさに溢れた最後の夜の景色…

    小さな子供にも、そしてもちろん大人にも、賢治のメッセージがまっすぐに届く、すばらしい『セロ弾きのゴーシュ』だと思いました。

    投稿日:2015/11/30

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