私が子どもの頃、新幹線といえば、まあるい感じの顔をしたツバメのような雰囲気の電車というイメージでした。
最近、といってもこの絵本で紹介されてい「のぞみ700系」はどちらかというと魚の「エイ」みたいな印象で、時代とともに顔って変わるんだなぁと、改めて思いました。
鎌田さんはたくさんの子どもたち向けの乗り物絵本を描かれているので、乗り物好きな子どもたちに見せたい場所というのを心得てらっしゃる。という気がします。
風景もしかりですが、新幹線同士のすれ違いを描いてくれているのは嬉しかったっです。
わたしも子どもの頃よく新幹線に乗りましたが、
新幹線同士がすれ違う時、ものすごい速度で風がぶつかり合うので、普通電車同士がすれ違った時とは、振動とは全く違って、すごくドキドキしたのを覚えています。
「東京」から「新大阪」までの短い距離ですが、主人公の「ぼく」と一緒に楽しい旅が出来ますよ。