「ミッフィーとフェルメールさん こどもと絵で話そう1」 ママの声

ミッフィーと一緒にフェルメールの名画を鑑賞するという、とっても斬新な絵本です。
ミッフィーもフェルメールも、同じくオランダで生まれたという共通点があります。
目で見えるものを見える通りに描くフェルメールの絵と、できるだけ少ない色や線で完結に描かれたミッフィーでは、正反対のように思えるのですが、とても相性が良く見えます。読んでいてとても楽しい気分になりました。
同じシリーズでマティスや北斎のバージョンもあるようなので、読みたいです。

ミッフィーと一緒にフェルメールの名画を観ていきます。
ミッフィーがとても素直な感想を持っていて、ちょうど子ども目線で観ている感じです。小さいうちは美術館にも行けないですし、本物を観る機会もないので、名画に親しむのにとても良いと思います。
興味を持つきっかけになるといいなと思います。
こういう本で、いろんな作品に親しんでいれば、本物を観る機会が訪れた時にも、自然と観に行こうと思えるんじゃないかなと思います。
2歳の娘はまだ、フェルメールの絵よりミッフィーですけど。

「こどもと絵で話そう」と副題がついています。
オランダの画家、フェルメールの作品を、
同じくオランダの絵本作家ディック・ブルーナの描くミッフィーが案内するという趣向。
「真珠の首飾りの少女」は、美術館に観に行ったことがあるので、
思わず手に取ってしまいました。
不思議なコラボですが、子どもの視点で鑑賞する、という試みに拍手！です。
もちろん、大人も一緒に楽しめます。
美術書としてもいいかもしれませんね。
優しい語り口が、鑑賞のポイントもそっと教えてくれますよ。
もちろん、巻末に詳しい解説があるのもうれしいです。
小学生くらいから、体感してほしいです。

もっとこういった感じの絵本が増えていいと思う！子供の目から見た芸術ってこんなもんだよな〜と思いながらも、私もミッフィーの持った感想と大して違わないなと思いました。私もまだまだ子供の心を失ってはいない！

図書館の「芸術の秋」コーナーで、取り上げられていました。
絵本（しかも、赤ちゃん向け）と、名画の組み合わせは、興味をひかれました。
普段はあまり見ない絵を知る、よいきっかけになりそうですね。
ミッフィーの感想は、とても素直だったと思います。

　ミッフィーが、フェルメールの絵を鑑賞しています。ミッフィーもフェルメールもオランダ生まれだったんですね。
　フェルメールが描く繊細な絵と、ミッフィーの洗練されたシンプルな線の対比が、とても新鮮です。名画と絵本のコラボができるなんて、芸術っておもしろいなと思いました。

　あの有名な「真珠の耳飾りの少女」を見て、私の顔も描いていうミッフィーがほほえましいです。
　後表紙、ミッフィーの後ろ姿が、とってもいいですね。