ロングセラー
ゆびたこ

ゆびたこ(ポプラ社)

  • びっくり
  • 役立つ
新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

千年もみじ」 みんなの声

千年もみじ 文:最上 一平
絵:中村 悦子
出版社:新日本出版社
税込価格:\1,870
発行日:2012年10月27日
ISBN:9784406056298
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,294
みんなの声 総数 5
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

5件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • 透明感のある、心洗われるような、詩画集のような絵本ですが、書かれている話はとても重い内容でした。
    戦争に行って帰ってこなかった当時21才の喜一さんは、どんな思いで千年もみじと会話していたのでしょうか。
    過疎の村の山に人知れず立っている千年もみじと、孫世代のともあきはどんな出合いをしたのでしょうか。
    戦争の記憶を静かに語りながら、とても澄んだ気持ちにさせてくれる絵本でした。

    投稿日:2017/10/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • 美しい絵

    タイトルに惹かれて選びました。美しい絵ですが、なぜか憂いを秘めた絵に心悲しくなります。お友達もいない過疎の村に私なら寂しくて逃げ出してしまいそうです。「いきているって、すごいなあー」って、勇気づけられる言葉です。平和の今の時代に生きられることに感謝しています。千年もみじを見に行きたいです!

    投稿日:2014/11/29

    参考になりました
    感謝
    0
  • 生きているって、すごいなあー

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子20歳、男の子17歳

    過疎の村に住むともあきが主人公。
    八雲川で釣りをしたりする日々の中、川沿いを自転車レースしていると、
    見知らぬおじさんから声をかけられます。
    千年もみじに会いに来たというおじさんを、祖父に引き合わせ、
    三人は山の千年もみじを目指します。
    戦時中亡くなった、祖父の兄喜一さんのエピソードが語られます。
    戦争の気配が静かに伝わってきます。
    そして、見事な千年もみじとの対峙。
    ともあきの「生きているって、すごいなあー」のセリフに共感してしまいます。
    もみじの様子がそれはそれは神々しいほどです。
    小学校のおはなし会で読みました。
    低学年には少し難しい内容でしたが、
    わからないなりにも、もみじの情景から感じ取ってほしい、と思ってのセレクトでした。
    しんみりと聴いてくれました。
    平和学習の教材としてもいいかもしれませんね。

    投稿日:2013/11/28

    参考になりました
    感謝
    0
  • 心に響きます

    中村さんの絵だ!!
    と、何も考えずに図書館から借りてきました

    文字が多い絵本はちょっと遠慮したいのですが
    いやいや
    この絵本は、じっくり読んで
    じっくり絵も味わってほしい絵本です

    自然と地域の描写から入ります
    自然が豊かではありますが
    人口の少ない
    子どもの少ないところのようです

    こどもの遊びが自然とともにあります
    初夏に流行るあそびに「うなぎ」釣りがあるのに
    じいちゃんはある理由で食べません

    その理由が戦死したお兄さんに関わることなのです
    真剣に聞くともあきくん

    その話と関連した出逢いがあります

    じいちゃんと、戦死した喜一さん、若月さん・・・
    おはなしを聞いて、一緒に出かける
    そして・・・

    紅葉の描写が圧巻です
    すごい!
    読み手も共感してしまいます

    「生きてるって、すごいなぁー」
    短い言葉ですが
    心に響きます

    21歳という若さで亡くなった喜一さん
    千年もの長い間生きて見守っている紅葉
    紅葉は何も語らなくても
    感じる人間の心の成長を考えさせられます

    小学校中高学年から中学生、大人にも
    お薦めです

    投稿日:2013/08/22

    参考になりました
    感謝
    0
  • とてもきれいな絵本でした。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子12歳

    まず、中村悦子さんの絵がこの作品にとてもあっていました。
    1つ1つの情景がとても美しく描かれています。

    主人公は小学校の中学年くらいの『ぼく』ですが、
    おじいちゃんのお話を通じて戦時中や戦後のことが出てきますし、
    千年もみじを訪ねてきた男の人(おじさん)も戦争時代の話をするので、物語の主軸をきちんとつかめる年齢になっていないと、読んでもよく意味が分からないかもしれません。

    出来れば、小学校高学年以上、中学生・高校生に読んでもらいたいです。
    千年もその地に生き続けている『千年もみじ』、
    その存在とともに戦時中に散っていった若い命。
    この「時」の対比を感じられるといいなぁと、思います。

    投稿日:2013/02/26

    参考になりました
    感謝
    0

5件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり / だるまさんが

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(5人)

絵本の評価(4.5)

何歳のお子さんに読んだ?

  • 0歳 0
  • 1歳 0
  • 2歳 0
  • 3歳 0
  • 4歳 0
  • 5歳 0
  • 6歳 0
  • 7歳 0
  • 8歳 0
  • 9歳 0
  • 10歳 0
  • 11歳 0
  • 12歳〜 0
  • 大人 5

全ページためしよみ
年齢別絵本セット