「まゆげちゃん」 みんなの声

インパクトのある表紙のイラストに惹かれ、手に取ってみたら、厚手のボードブックでした。
おとうさんの太いまゆげが「まゆげちゃん」。お父さんが泣くとハの字になったりと、上がったり下がったり曲がったりします。
変幻自在に動き回るまゆげちゃんを見ていると、こちらも自然とまゆげが動いてしまいます。
遠目に映えるイラストなので、大勢への読み聞かせに使っても喜ばれそうです。

まゆげは不思議だね。

きっと子どもにはお父さんの表情から
細かな動きがわかるのですね。

おこる　わらう　なく　びっくり　その仕草で
まゆげも　形が変わったり、大きく見えたり
するんで　不思議だなと感じました。

おとうさんがあるのなら　おかあさんもあるといいな。

そうか〜、表紙絵はおとうさんのお顔だったんですねぇ〜。
大笑いです。

顔の表情で眉毛も動くっていうか、踊るっていう感じですね。
パラパラ早めくりすると結構面白いんです。

ぼくのお顔を見たページでは、どこかおとうさんの太眉を受け継ぎそうなところはないかと探してしまいました。
ぼくもなるんだろうな〜、太眉とうさんに。

なにかとママの絵本が多い中、パパが主役の『まゆげちゃん』。
まゆげ、って目立つ存在じゃないのに、そこに着目してるのにまず脱帽です。
顔の半分くらいある『まゆげちゃん』が怒ったりびっくりしたりする絵は単純明快で子供にもストレートに面白さが伝わるみたいです。
主役がパパっていうのも、まゆげにピッタリでいいですね。

面白かったです。ぜひ、小さい子向けのお話会で使ってみたいと思いました。
これだけおもしろい作品になっているのだから、
思い切って仕掛絵本にして、お父さんの「まゆげ」を引っ張ったりなど動かせたらいいのに！と、思いました。

このお話ではこの主人公が男の子で本当に良かったと思います。

我が家は女の子なのに「お父さん」「お父さんのお父さん（おじいちゃん）」譲りのすごい太いまゆげに生まれついてしまって、日々嘆いています。
もう少し大きくなったらエステとかいって、調えちゃうかもしれません。

顔の絵を描いてもなかなか登場しなかった「まゆげ」。
この絵本で大笑いしてからは、
人の顔を見るたびにいやに眉毛が気になる様子。
「大きいね」とか「細いね」とか言い親的には失礼がないかと
ひやひやします。
太い眉毛を男らしくかっこよく描いていてすがすがしいです。
何度も何度も読みます。そして大笑いです。

「太い！」が、まず思いました。どのページを捲っても「太いなあ・・・・」って思いました。びっくりするくたい太いまゆげにびっくりです。まゆげが、「ぴょこ　ぴょこ」するのに笑えました。親子の微笑ましい会話がとてもよかったです！

7歳と4歳の子供たちに読みました。
二人ともとても楽しんで聞いてくれました。
実は私が子供の頃、太い眉毛がコンプレックスでしたので、
あの時代にこの絵本があれば、どれだけ勇気付けられたか・・・と思います。
太い眉毛がコンプレックスの子がいれば、是非オススメしたい絵本です。

すばらしい太マユゲ。
マユゲが物語るお父さんの気持ち。
とかくマユゲは切ったり剃ったり、「手入れ」されて変形されるのだけど、マユゲは自由奔放でイイのだ。
表紙を見て、勝手に「可哀そうな女の子」をイメージしてしまった私は、心のどこかに太マユゲにマイナーイメージを持っていたのです。
ゴメンナサイ。

こどもが以前からまゆげが気になっていたようで（笑）、読んであげました。本を読んだ後感想を聞くと、以前からおとなのひとの眉毛がいろいろ動くのが気になっていたらしく、いろんな気持ちで変わっていることをなんだか急に自分なりに理解し、何かを解決したようにすがすがしそうでした。でもずーっとみんなの眉毛を見ながらお話しするので親としては少し参ったものです（笑）