タイトルが頭にうまく入らず「もりみっつのたんじょうび」だと思っていました。佐々木マキが絵を描いているので気になって読みました。
同じ誕生日でも、それぞれの迎え方があるわけです。
しろやぎくんはくろやぎくんの誕生日に誘われます。しろやぎくんは、らいおんに食べられそうになります。このらいおんも実は誕生日でした。
この絵本のらいおんは、誕生日だけどいいことがなかったのね。佐々木マキは絵だけの担当なのですが、このらいおん、佐々木マキの絵本に出てきそうならいおんで、佐々木マキの絵がピッタリはまっていると思いました。
息子は、しろやぎくんとくろやぎくんがケーキを二度食べたことが気になったみたいです。
しろやぎくんは、自分の誕生日を忘れている(普通忘れますか?)大ぼけというか天然の魅力があり、何だか笑えるキャラクターです。
どちらかというとナンセンス的で、所々でクスリと笑ってしまう不思議なお話だと思いました。