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地獄めぐり 鬼の大宴会」 みんなの声

地獄めぐり 鬼の大宴会 作:沼野 正子
出版社:汐文社
税込価格:\1,760
発行日:2010年11月
ISBN:9784811385495
評価スコア 4.2
評価ランキング 23,761
みんなの声 総数 4
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  • 【あらすじ】
    地獄めぐり3作品の、最終章。今回は八大地獄の最後の3つ、「焦熱地獄」と「大焦熱地獄」、「阿鼻地獄」をご案内。生前、食べ物を粗末にしたり、悪いことをした亡者は、鬼に痛めつけられた上、食材になって鬼に食べられてしまう。運よく逃げ出したとしても、別の地獄が待っている。しかし、お地蔵様が助けに来てくれる事もある。…そんな地獄の様子を、見学し終わって、キクマロとミルメは無事にお寺に帰る。

    【感想】
    これを見ると、悪いことは絶対にしなくなると思われる、トラウマになりそうな恐ろしい場面が、適度に汚い感じの素敵な絵で丹念に執念深く描かれている。地獄、啓発運動に役立って、作者もあの世に行く時は、功労者として優遇されるのだろう。
    今回は、亡者を使ったお料理教室。亡者は切り刻まれ、ミンチにされ、いろんな料理になっていた。ハンバーグやつくねを見たら思い出しそうだ。最近、この絵本の影響か、お肉売り場に行くと、亡者が解体されて並んでいる気がして、肉を食べる気にならない。ダイエットしたい人は必読。人間で料理を作ると、おぞましい感じがするが、実は、人間は他の動物でこのような無残な、残酷なことをしている。動物を殺して食べている。楽に死ねるように、必用だから殺すなら、まだしも、わざわざ生き物を苦しめたり、残酷な方法で殺したりしている。この絵本を見ると、人間は全員、地獄行きのような気がした。

    地獄は、間接的に苦しみを与える刑罰も充実している。人の子を殺した人は、自分の家族が目の前で怪物に食われるのを見る罰を受ける、という。私は、この刑罰の効果についてはちょっと疑問。本当に自分勝手な場合は、例え身内が殺されてもなんとも思わないのでは。むしろ、邪魔者が消えたと喜んでいる人も多いかも…そういう場合は、別の地獄にいくのかしら。適材適所で。

    投稿日:2017/09/17

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  • 恐ろしさに言葉が出ない

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、男の子3歳

    図書館で借りて読みました.

    表紙を見た感じでは,絵が面白おかしく描かれていたので軽い気持ちで読みましたが,内容は恐ろしいものでした.
    鬼が罪人たちを食べていたり,象に何度も踏み潰されたりと,息子と私は恐ろしさに言葉が出ませんでした.
    これほどいろんな地獄があることにもびっくりしてしまいました.

    息子がこの本を読んで「ほんとに地獄ってあるのかな?」と聞いてきました.それは私も分からないけれど,「絶対こんなとこ行きたくないね.」と息子も私も思いました.
    インパクトの強すぎる絵本でした.

    投稿日:2015/12/26

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  • 地獄は恐ろしい

    八大地獄のうちの三つの地獄を見学できます。
    さすが地獄、厳しい仕打ちがまっています。
    ふみつぶされて、再生されて、またふみつぶされてなんて、考えただけで恐ろしい…。

    娘は、「わたしも食べ物を粗末にしたから、ここに落ちるんだね…」と嘆いていました。
    「これから心を入れかえて頑張ったら、大丈夫だよ」と声をかけといたので、今後に期待です。

    地獄が実在して、落ちることから逃れられないのであれば、悪人なんていなくなるんじゃないかなと思うほど、恐ろしかったです。

    投稿日:2016/08/30

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  • いよいよ地獄めぐりも大詰めです。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子12歳

    「地獄めぐり」シリーズ最終巻。
    八大地獄の残り3つを紹介してくれています。
    「焦熱地獄」「大焦熱地獄」「阿鼻地獄」…。
    ところで、“阿鼻叫喚”という言葉があるのに、地獄は「阿鼻地獄」と「叫喚地獄」が分かれて存在しているんですね〜。
    不思議です。
    この本を読んで改めて気づきました。

    芥川龍之介の『蜘蛛の糸』のイメージからか、地獄の物を救うのは《お釈迦さま》という気がしますが、
    実は、地獄で苦しむ亡者に直接手を差し伸べて救ってくれるのは、
    《お地蔵さま》なんですね〜。最終的にはお釈迦さまや観音様も救いの世界にいるようですが。
    (日本の天上界=極楽、の位置関係が今いちよくわかっていません)

    漫画ちっくな部分が読みにくくもありますが、地獄ツアーの1つとして、その知識を楽しみながら読む分にはなかなか面白い作りの作品だと思います。

    投稿日:2012/11/14

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