きみとぼく(文溪堂)
谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語
きみの話を聞かせて しろさめ作品集(小学館集英社プロダクション)
全編透明水彩画で描かれたイラスト作品に、描き下ろしのショートコミックを大幅に加えた、待望の作品集!
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10件見つかりました
エルマーで有名なデビッド・マッキー作としり、読んでみました。人々の願いをなんでも魔法で叶えてあげる優しい魔法使い。でも、もちろん、それでいいわけではなく・・・。風刺もふくんでいますが、おわりかたが素敵な、あたたかい読後感のいいお話でした。
投稿日:2021/04/08
メルリックは、魔法使い。心優しいメルリックは、人間たちの役に たとうとなんでも魔法でやってあげてました。ある時に、魔法が 使えなくなったメルリックは、魔法大王クラ先生から、 「おまえのしたしたことは、まほうのむだづかい」と、叱られて しまいました。人間は、いつもメルリックに頼っていたので、 何もできなくなってしまっていたのです。メルリックは、 「わたしは、いつかいなくなる。その時に困らないように、自分のこ とは、自分でやりなさい。魔法は、特別な時のためにとっておこう う。」と言った言葉に、自分が子離れしていないなあと思いました なんだか、とても心に響いた言葉でした。
投稿日:2019/09/13
人のために何でも魔法でやってあげていた魔法使いのメルリック。メルリックは、人々のためと信じて一生懸命に働いていました。 ある日突然、魔法が使えなくなったメルリックはシーツを直すこともままなりません。 そして仕事を始め、生活の何もかもを魔法でやってもらっていた人々も、久々に自分の力で生活しなければならないとなると、うまくいきません。 人々のためと思って使っていた魔法が、人々をダメにしてしまっていた、という教訓的なお話です。 子育てでも、仕事でも、あるいは社会的な支援やサポートなどでも、このような場面はたくさんあります。 本当にその人のためになる形で、人の手助けができるようになりたいね、と子どもたちと会話できた良い絵本でした。
投稿日:2018/09/20
ある国の王様に雇われている魔法使いのお話。メルリックは王様はもちろん他の人の頼まれごとまで、なんでもかんでも引き受けて魔法で簡単に解決してしまいます。ところがある日、メルリックの魔法が急に使えなくなって・・・。皆の生活が一変します。 魔法に頼る便利な生活が人々の生活にどう悪影響しているのかを描かれています。自分たちの力で問題を解決していくことの大切さが感じられるようになっていますが、絵もかわいらしく、ユーモアにあふれている感じなので、説教臭くはありません。 エルマーシリーズの方の作品だったのですね!エルマーは読んだことないのですが、この本はとてもおもしろかったです。
投稿日:2017/08/15
なんでも魔法で解決してもらえるならば、これほど楽なことはありません。 でも、みんなに頼られる魔法使いのメルリックは、疲れてしまって魔法を使えなくなりました。 メルリックのおかげで怠惰に暮らしていた人々の困惑と、自分がしてきたことの誤りに気づいたメルリックとが、新たな展開を迎えます。 人のためのつもりが、人のためになっていなかったのですね。 大人としても考えさせられる内容ですが、コミカルな絵のおかげで重さはありません。 エルマーシリーズで有名なデビット・マッキーは、問題提起性のある内容でも、ちょい悪ユーモアで包んでしまう、不思議な作家です。
投稿日:2015/12/02
国中の人が魔法使いメルリックを頼りきりという状態…これはたしかに彼が何かあった時にどうにもならなくなってしまいますよね。 私もこどもが自分1人でできることをついつい手を貸してしまいがちなのですが、頼りきりになってしまっては困りものだなーとちょっと考えてしまいました。 それにしてもメルリックは人がいいなー。
投稿日:2014/11/05
これはリニューアル物で、最初の日本で邦訳されたのは1970年だったそうです。 邦訳も前回の安西徹雄さんから、中川千尋さんに代わっていますし、何より版元は『光村教育図書』でした。 自分のつかえている王さまやすんでいる町の人々のために、何でもしてあげる優しい魔法使いメルリックが、ある日突然魔法が使えなくなってしまった!?というシリーズ第1作目のおはなしです。 メルリックは自分のためではなく、自分の(魔法)力に頼り切っている町の人や王さまのために、必死に魔力を取り戻そうとします。 その姿が健気でよかったです。 キャラクターとしては、最終的にメルリックが助けを求めに行く山のてっぺんに住んでいる魔法の師匠【クラ先生】の、表情とそのポーズが面白かったです。 文字はやや多めですが、各ページの絵が楽しませてくれるので、気が付いたら読み終えちゃっているという感じでした。 物語の展開がぽんぽん進んでいくので、ドラマ性がありました。
投稿日:2013/09/30
国の人たちのために魔法を使い続けたメルリック。 そのため、みんな働く気をなくしてしまいます。 そんな時、急にメルリックが魔法が使えなくなり・・・・。 これを読んだ時親としてとてもどきっとしてしまいました。 思わず手を貸すことが多いからです。 そしてしみじみ、手を貸すだけが愛情じゃないなぁと感じました。 なるべく手を出さずに、見守るように心掛けたいと思わされました。 ストーリーも面白くて、子供も楽しめました。
投稿日:2013/07/26
メルリックは、お城で働く魔法使い。 王様の命令が無いときには、町中の人の仕事を魔法で手伝ってあげるとっても優しい魔法使いなんです。 ところがある日、メルリックは魔法が使えなくなり、王様も人々も困ってしまい、メルリックは魔法を取り戻すために妹の所へ行きますが、・・・。 この後、魔法を取り戻すためメルリックは、魔法大王の所へ行き着きます。 魔法大王の語ったお話に、ん〜〜〜、深イ〜〜〜。 大人社会にも通じる手厳しい風刺の盛り込まれたお話でした。 文章が長いので、読んであげるよりは、一人読みのできる年齢のお子さんにお薦めです。
投稿日:2013/04/15
王さまの願いをかなえ、町じゅうの人の仕事まで手伝っていた魔法使いのメルリック。ある日突然、魔法が使えなくなり、王さまや町の人たちも大混乱。 何故、魔法が使えなくなったのか…。 魔法を取り戻すために訪ねたところでメルリックが気付かされた事、それは、人々のために使っていたと思っていた魔法でしたが、人々は自分で出来る事さえもしなくなり、人々をダメにしているだけ。誰のためにもなっていなかったという事。 この絵本、読んでいてドキッとするのは親の方かも知れません。 子どものために…と何でも先回りしてやってあげていたら、子どもは成長しませんし、やってもらうのが当たり前になってしまいます。 魔法を使うのは本当に必要な時だけでいいんですね…。
投稿日:2013/03/27
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