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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

紙芝居 うりこひめとあまのじゃく」 パパの声

紙芝居 うりこひめとあまのじゃく 作:松谷 みよ子
絵:梶山 俊夫
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\2,860
発行日:1973年03月
ISBN:9784494074099
評価スコア 4.6
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  • 紙芝居のおもしろさ

    ウリから生まれたうりこひめ。
    あっという間に大きくなって、お嫁にいくことになった。
    おじいさんとおばあさんが嫁入り支度で買い物に行っている間に現れたあまのじゃく。
    ………。
    スピーディな展開ですが、子どもたちを引きつけてくれるのが、軽いリズム感とおおらかなセリフ、そして梶山さんの絵の世界です。
    あまのじゃくってどんなに悪いヤツだと思ったら、おじいさんに簡単に懲らしめられてしまいます。
    あれこれ考えると、???のいっぱいつくお話でもあり、よく考えると大きな盛り上がりにも欠けるような気もするのですが、それを補ってあまりある楽しい紙芝居。
    松谷さんの演出もバッチリです。

    小学校の昼の読み聞かせで読んだのですが、絵本では味わえない楽しさがあります。
    子どもたちを直接に見ながら、セリフの使い分け。
    おじいさん、おばあさん、うりこひめ、あまのじゃくになりきって声を出すことに集中出来ます。
    お話のおわりの「シャンシャーン」。
    本当ならばおとなしく終わるのでしょうが、高らかに抑揚をあげたらいっぱいの拍手をいただきました。

    投稿日:2010/09/16

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