移動するものたち(小学館集英社プロダクション)
谷川俊太郎さん推薦! 黒い夜の森を捨て、旅に出る動物たち……移民の旅の現実を描くサイレント絵本
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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アサギは母にいつも「おまえが男だったら」と言われていた。男だったら戦士になれる。戦士になれば、食料などの割り当ても多いからだ。しかしアサギは、競い合いに出ることができれば、そこで勝つことができれば戦士になれるかもしれないという希望を持ち、必死の努力を始める。弓を作るためには、谷のゴミ捨て場へも危険を冒して行かなくてはならない。そこで手に入れた鹿の角は、中がすかすかで使いものにならないものだった。 そんな努力をひとつひとつ積み重ね、競い合いに出ることになったアサギ、そして見事な腕を見せたアサギ。だが・・・。 三部作の始まりは、ただただアサギのひたむきさがせまってくる一冊だ。 決してあきらめない。何もないところから始めた自分を信じる。 今を生きる私達に、強烈なメッセージとして届けられる。
投稿日:2016/03/08
ブログで紹介されていたので図書館で借りてきました 舞台は太古の時代で、村では12歳になると男子は男屋へ、女子は女屋へ。男子は戦士になるための、女子は結婚のための準備を始める。ところが、アサギは「戦士になりたい」という夢を抱いている ある時、戦士であるハヤから弓の手ほどきをうけることになる ハヤの師匠であったサカは「戦士に必要なのはモノノミカタ」だと聞かされるアサギ そしてある時アサギにも不思議な「声」が聞こえる 読み進めていくうちにどんどん物語に引き込まれてしまう、躍動感あふれる文章が情景を想像させてくれました アサギと同じ気持ちになって時には悔しくて仕方がなかったり、狩りが楽しくなったり、見つからないかとドキドキしたり・・・・ ラストは様々な思いが折り重なることで、読者自身が自分の人生に役立てていくことが出来るのではないでしょうか 小学校高学年にお勧めですが、ぜひ大人にも読んでもらいたい長編ファンタジーです
投稿日:2013/07/04
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