「ビリーのすてきなともだち」 みんなの声

素敵！

動物が好きな子供たちにとって、夢のような物語ではないでしょうか。


なんでも集めることが大好きな「ビリー」。
今日は、「動物を集めに行く！」と張り切っています。

お母さんもお父さんも、忙しくて聞き流しているけれど、
ビリーがお家に連れてきた動物たちは・・・！

ロープ、手錠、鳥かご。
動物を捕まえるために持って行きましたが、必要は無かったようです。
みんな、ビリーに着いて来ました。

動物園やサーカスにいる動物たちも、
自分の意思とは関係なく 人間に捕われているのは
本当は嫌だろうなあと・・・なんだか考えさせられました。

キュートでカラフルなイラストが、ワクワク感を膨らませてくれます。

文章は多めですが、先が気になって スラスラと読むことが出来ました。

４歳幼稚園年少さんの娘と一緒に読みました。
色々なモノを集めるのが好きなビリーという男の子お話です。
ビリーが集めようとしたのは何と動物達！
どうなるのかな〜と思っていたら，トラにゾウにキリンと本当に動物を家に連れて来ちゃう内容に夢が広がる絵本だと思いました。
最後のページには，庭のプールにカバがいました（笑）。

５５年前のアメリカの童話だそうです。
ビリーが動物たちを集めてまわります。アメリカらしい大胆なストーリーです。
絵がとてもカラフルでどのページも楽しい感じが伝わってきます。
動物もたくさん出てきて、どの子もかわいらしいです。もちろん、ビリーもかわいらしい。
最後に出てくるチョコケーキもおいしそう♪

どこもここも楽しい絵本です。

確かにお話はオーソドックスでした。
でも、古いお話に、新しい画家さんが絵をつけて、
（それも日本人が！）
まったく違和感なく、絵本として楽しむことができました。
作家の竹下文子さんが訳者であることも
大きいと思いますが、
山田さんの絵がとってもすてき！
古い海外の秀作を、日本人の手によって
再び子どもたちの手に届けることができる
このような本作り、素敵です！