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がちょうになったむすめ」 みんなの声

がちょうになったむすめ 作:ドミートリー・ナギーシキン
絵:ゲンナーディ・ドミトリエヴィチ・パヴリー
訳:宮川やすえ
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,023
発行日:1980年08月
ISBN:9784265910182
評価スコア 4
評価ランキング 32,407
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  • 2編の民話。どちらも人の欲の話。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子18歳、女の子13歳

    1980年代に日本で出版されている本です。図書館で見つけて借りてきたのですが、かなり年季が入っていました。

    再話者のD・ナギーシキンはシベリア生まれで、ジャーナリストとして働きながら、その地方の民話を収集してきたそうです。
    一方、挿絵を描かれているゲンナーディ・バヴリシンはハバロフスク市生まれで、この絵本の副題には『アムールの民話』とあるのですがハバロフスク市はアムール川を中心に栄えている町で、、まさにこの物語の地方で育った方です。

    表題作のほかにこの本には『きんのくびわ』という話が載っています。
    『がちょうになったむすめ』は自分があまりに美しかったため“自己愛”欲が強く、いつしかガチョウの姿に変わってしまったという話で、
    『きんのくびわ』の方は、自分の富を愛するあまり、自ら大切な息子を殺す羽目になってしまった男の話。
    どちらも人の強欲を伝えた話で、とてもロシアっぽい民話だなと、思いました。
    アムール川はどちらかといえば日本に近い、ロシアの極東地方なので、美的感覚や文化的感覚もほかのロシアの物語に比べ、日本人の感覚と似ている気がします。
    とにかく、ゲンナーディ・バヴリシンの挿絵はとても繊細で美しく見ごたえがあります。
    1編1編とても短いお話なので、小学校の低学年くらいのお子さんからでも十分読めると思います。
    絵の好きな方、昔話の好きな方にはぜひ手にしてもらいたい1作です。

    投稿日:2013/06/10

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