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まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

さみしかった本」 みんなの声

さみしかった本 文:ケイト・バーンハイマー
絵:クリス・シーバン
訳:福本 友美子
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2013年09月30日
ISBN:9784265850259
評価スコア 4.73
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みんなの声 総数 10
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  • 新刊で図書館に入った時は、みんなが競争して借りてくれたのに

    何年も何年もたって古くなって破れてしまったり、最後のページが

    無くなって、地下室の書庫の中に入れられたらやっぱり本の気持

    ちになると寂しいと思いました。この本が大好きなアリスの手に

    渡って、アリスの家の本棚に納められてどんなに幸せに思ってい

    ることでしょう・・・・・・・・

    アリスは、本が大好きで、ふしぎなキノコの本をずっと探し続けて

    いました。お互いに幸せになれてよかったです。

    投稿日:2019/09/05

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  • やっぱり本はいいよねぇ!

    パステルの優しい画風で、濃く深い色合いの表紙に惹かれます。
    本と女の子の出会い、別れ、再開。
    どんなに面白くて素敵な本なのか、想像を掻き立てられます。
    本当に好きになった本は、こうやって恋い焦がれる。家の本棚の本たちが、より愛おしく感じられます。

    投稿日:2015/01/13

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  • これほどまでに愛されたこの本は幸せですね。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子0歳

    お話の雰囲気と柔らかい絵の雰囲気がとてもよく合っています。古くても素晴らしい本はたくさんある。そう考えると、私は図書館通いをやめずにはいられません。図書館の閉架の部屋にも自由に入れたらいいのになーと何度思ったことか…。笑

    投稿日:2014/12/11

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  • 幸せな絵本

    6歳長女と4歳次女に読みました。開いてこんなに字があると思わなかったのですが、次女もしっかり聞いていました。

    絵本が大好きな女の子が、お気に入りの絵本を見つけて、それを置き忘れてしまい探すお話です。「どうなるんだろう?」とこっちがドキドキ。こんなに愛されて、この絵本はとても幸せものだなと思います。
    娘たちもこんな絵本に出会えたらいいなと思います。

    投稿日:2014/05/20

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  • 名作

    このお話は、みんなに読まれていた本が読まれなくなって寂しい気持ちで図書館にいるお話でした。でも、何年かたってまた子供たちに読ま絵るようになりました。名作はたとえ見た目が古くなっても子供たちが素敵だと気付く本なんだな〜ってこの本を読んで思いました。

    投稿日:2014/05/03

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  •  本は誰にも読まれなかったら、どんなにさみしいだろう。
     だって、本は誰かに読まれるために生まれてきたのだから。
     それは人もおなじ。
     誰からも愛されなかったら、どんなにさみしいだろう。
     だって、人は誰かに愛されるために生まれてきたのだから。

     素敵な絵本に出会いました。
     「森の女の子がかいてある うぐいすいろの本」のことが描いてある、この絵本のことです。
     「森の女の子がかいてある うぐいすいろの本」が図書館にやってきたところから、物語は始まります。この本はたくさんの子どもたちに読まれます。それは本にとっても、子どもたちにとっても、とっても仕合せな時間でした。
     でも、しばらくたつと、子どもたちは新しい本に夢中になって、この本のことを忘れていきます。
     「森の女の子がかいてある うぐいすいろの本」は、さみしくなります。

     それでも、素敵な出会いはあります。
     アリスという小さな女の子が「さみしかった本」を見つけてくれました。
     アリスは少し古ぼけて傷んだ本を大切にしてくれます。何度も何度も読んでくれました。
     しかし、そんな仕合せな時間は長くは続きませんでした。
     「森の女の子がかいてある うぐいすいろの本」は図書館の本ですから、アリスの手元から図書館の倉庫に行っていまいます。
     また「さみしかった本」に逆戻りです。

     この絵本は本の物語です。
     同時に、出会ったち別れたりする人間の物語でもあります。
     人間が出会うのは人間だけではありません。犬や猫にも出会います。大好きになる人形や車ともめぐりあうことがあります。そして、素敵な本にも。
     子どもの頃に出会った本をずっと大切に持っている人は大勢います。愛する人と別れるのがつらいように、愛する本と別れるのもかなしい。
     本は人間の大切な友だちなのです。

     「さみしかった本」は図書館の倉庫からセールとして売りに出されます。
     傷んだ本に買い手はなかなか現れません。しかも、雨まで降ってきて、「さみしかった本」の表紙に描かれている女の子の涙のようになっています。
     「さみしかった本」は、もう誰にも出会わないのでしょうか。

     最後はとっても仕合せになれる本。
     こんな本と出会えるのが、うれしくてたまりません。

    投稿日:2014/04/13

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  • この本はずっとあなたを待っていたのね

    本好き、絵本好きにはたまらないおはなしだと思います。
    古くなって誰からも読まれなくなってしまった本と、一人の女の子との出合いのストーリー。
    大好きな本がそばにいてくれるというのはとても幸せなことだけれど、本にとっても、大切に読んでくれる人の元へいくことは奇跡のようなことなんだなぁ。
    女の子の「ぜったいみつかると思った」というセリフや、「この本はずっとあなたを待っていたのね」という図書館の人のセリフにキュンとしてしまいました。この絵本を読んで、「本を大切にしよう」と以前にも増して思うようになりました。子供たちにも、こんな風に思いあえる1冊と出合ってほしいなと思います。

    投稿日:2014/01/29

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  • 本が待っている

     図書館にはたくさんの本があります。新刊もあればボロボロの本も、、、。私は、やっぱり新刊のほうを手にとってしまいます。
     ボロボロの本の気持ちがせつなかったです。図書館のふるい本は、ほんとうにこんな気持ちかもしれませんね。

     夢中になれる本に出会えた女の子は、幸せだなと思いました。
     「本が待っている」という言葉が印象的でした。たくさんのこどもたちを待っているのでしょう。
     
     やさしくて温かな絵が、お話にぴったりでしみじみしました。

    投稿日:2013/12/17

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  • 本のための本

    本にも心があったら、きっと最高にうれしいお話です。
    かつて新刊本として、子どもたちに人気のあった本も、古くなり読まれなくなって、仲間外れにされたらとても悲しいでしょう。
    読まれただけ、本は傷んでいきます。
    傷んで汚れたら、いつの間にか相手にされなくなって、忘れ去られていきます。
    でも、本の内容が変わるわけではありません。
    本の中に合った世界はいつまでも不滅。
    古びても、その夢の世界との出会いをとても喜んでくれた女の子がいました。
    最後のページが無くなっていても、女の子には最高の本でした。
    図書館で見つけた本と、出会いと別れと再会。
    女の子にとって一生の宝物になる、この本は幸せです。

    私にも再会したい本たちがいっぱいいるのですが、絵本の一生は限られた一部を除いて、とても短いような気がします。
    そんな本たちに再開できる、ちょっとした偶然を期待しながら、絵本ナビやら、図書館やら、絵本の会をのぞくのが私の生きがいです。

    投稿日:2013/12/10

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  • かけがえのない…

    わたしもこんな本に出会いたいと思いました。

    長い年月を図書館で過ごしてきた本。
    色あせて、ボロボロになった本。最後の1ページはありません。
    誰にも見向きもされなくなった本ですが、あるときひとりの女の子と出会います。

    このおんなのこは、このボロボロの本をすごく気に入ります。
    おんなのこは、何度も何度も読みます。
    欠けている最後のページのお話は、自分で想像して夢を膨らませるんです。
    こんな読み方があったなんて!って、衝撃を受けました。

    その後、離れ離れになってしまった おんなのこと本。
    互いを求めあう おんなのこと本の気持ちが伝わってきて、胸がいっぱいになりました。
    擦り切れるほどみんなに愛され、ボロボロになってからも、これほど思ってくれるひとがいる。
    とってもしあわせな本ですね。そんな本に出会えた おんなのこもまたしあわせです。

    お話も絵も、本当に素晴らしいです。
    最後のページは、おはなしの世界を胸に眠りにつくおんなのこが描かれています。
    とっても素敵な寝顔です。
    この絵を見て とってもいい笑みを浮かべながら、娘も眠りにつきました。

    投稿日:2013/11/27

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