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きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

みつけたものとさわったもの」 ママの声

みつけたものとさわったもの 作・絵:ウィルとニコラス
訳:晴海 耕平
出版社:童話館出版
税込価格:\1,430
発行日:1997年
ISBN:9784924938892
評価スコア 4.17
評価ランキング 24,830
みんなの声 総数 11
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  • 考えさせられました

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子6歳、男の子4歳

    コールデコット賞受賞作品ということで読んでみました。

    「みつけたもの」と「さわったもの」
    本人たちからしたら、大切な問題かもしれませんが、
    他人からしたらどうでもいい問題で、
    でも、道端で出会う人たちの態度は
    約束するのに守らず、別のことで済まそうとするのには
    不快な気持ちが残りました。

    まあ、最後の解決策は無難な気もしますが、
    案外こんなことで人間ももめている気がして
    考えさせられました。

    6歳の息子はカットされた犬を見て
    「こんなのじゃ、されないほうがよかったよね」
    と笑っていましたが、本当に、同感です。

    投稿日:2019/08/01

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  • 思考力を育てる

    6歳の息子と3歳の娘に読みました。
    赤い色が印象的なはっと目をひく表紙です。
    内容はシンプルですが、大人も子供も読んだあとに考えさせられる内容になっています。
    わが家は読んだ後、さて、あなたはどちらが先だと思う?と質問してみました。
    6歳の息子曰く、『さわったものでしょう!』。
    そこから『どうして?』、『こういう考えもあると思うけどそれでもそう思う?』と親子で話し合うことができました。

    投稿日:2016/10/25

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  • なんだろう、この余韻

    • ぶんぶんぷんさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子 14歳、男の子 11歳

    二ひきの犬が一ぽんの骨を掘り当て、争いになるところから物語が始まります。なんだか子どもの頃に読んだイソップ物語のような雰囲気・・と思いながらページをめくると、本当に昔話のようにいろいろな登場者(動物であったり人間であったり)が二ひきの犬と一ぽんの骨に関わってきて、繰り返しによる物語の展開は王道というか懐かしい印象を与えます。
    ただ、二ひきに関わってくる登場者たちが、いずれも自分のことしか考えていない利己的なキャラクターで、「一体どうなるんだろう」と飽きさせません。一番手強くずるがしこい大きな犬の登場でどきどきし、11歳の息子は「いよいよラスボスだ・・」と手に汗を握っていました。
     このラスボス・・大きな犬と二ひきは知恵比べの末ほねを守り、仲良くほねを味わいます。「まぁ、そうなるだろな」という息子の感想通りですが、何ともいえぬ後味があり、好きな絵本です。
     二ひきのそれぞれの立場を表しているタイトルをもう一度読み、日頃自分の立場だけでいろいろなことを主張しすぎていないかな?と反省してしまうような妙味というか奥深さというか、そんな雰囲気の本です。

    投稿日:2011/11/17

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  • 身近な話題

    「僕が最初に見つけた」、「僕が最初に触った」と骨を取り合う2匹の犬の話です。お友達とのおもちゃの取り合いも多い年頃で、身近に感じるのか、息子なりに一生懸命どっちが取るべきか考えていたようです。

    最後のオチはまだすんなりとは理解できなかったようですが、それでも2匹で仲直りして分け合ったことはわかり、安心したようでした。最初に読んだ時は、立て続けに何度も読まされました。

    投稿日:2011/05/11

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  • こだわりのある背景の赤や黄色

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    昔話のような3つの繰り返し、イソップ物語のような誰が聞いてもわかる単純なストーリーで、そこが面白かったです。

    また、絵の背景(バック)が赤であったり、茶色っぽい黄色であったり…、
    その上、絵本に使われている色は黒い線も入れて4色だけと、絵本の絵を強調させるためのこだわりがある!と、思いました。

    特に荷馬車を惹いてるシーンとか、ヤギが登場するシーンは、どちらもバックが赤で、いい意味で、目に焼きつきました。
    こういう絵本で、読めば読むほど、味が出てくる気がします。
    読み聞かせに使うなら、3,4歳くらいから小学校の高学年くらいまで
    お薦めできます。

    投稿日:2010/11/21

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  • 仲間意識。

    簡単に言うと「取りっこ」のお話です。
    兄弟喧嘩みたいな感じです。
    大人からするとどうでもいいような小さな争いごと。
    そこに、さらに他人が横取りにやって来たとき・・・。ハッピーエンドが待っていました。
    うちは娘二人に読み聞かせたのですが、まずこの内容から何かを感じてくれたかは疑問。でも、繰り返し読んであげたり、質問してみたりして自分たちに置き換えて考えさせてみたいと思っています。

    投稿日:2008/04/10

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  • だんだん良くなってきました

    • まきしむさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮城県
    • 女の子5歳、男の子3歳、女の子0歳

    2匹の犬が骨を見つけます。「ぼくがさきにみつけた」「ぼくがさきにさわった」とどちらのものか言い合いになります。そこで出合った農夫・やぎ・床屋に聞いてみるのですが、教えてくれません。最後に大きな犬にあって聞いてみると、骨をその犬に横取りされそうになります。そこで二人で力をあわせ骨を奪い返し、二人仲良く骨をしゃぶりました、というお話です。

    絵の色合いが赤・黄土色・黒・白とちょっと地味なため、初めて読んだ時はピンときませんでした。子供にもちょっと難しいかなと思いました。
    ところが娘に聞いてみると、途中床屋見習いにに毛を切る練習台にさせられるのですが、とっても変に切られてしまうのです。そこが面白いと。

    先日久々に読んでみたところ、子供も少し大きくなり内容が理解出来てきたのか真剣に聞いていました。
    ちょっと大きくなってから(5歳くらいから)読みきかせるといいかと思います。

    投稿日:2006/03/04

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  • まともなのは誰?

    読み終わったあと、

    うんうんうんと思わず納得してしまいました。

    二匹の犬がいます。

    名前はナップとウィンクルです。

    二匹は穴を掘り続け

    一本の骨を掘り当てました。

    さぁ、ここからが問題です。

    この骨は誰のものでしょうか?

    最初に見つけた犬?

    それとも最初にさわった犬?

    ちょうど通りかかった農夫に

    聞くことにしました。

    この二匹の犬たちは

    自分たちで決めれず誰かに判断を委ねますが、

    その間は喧嘩しないのがすごいなと思いました。

    読んでいくうちにこれはもしかして・・・と

    いう展開になっていきますが、

    思った以上にヒートアップしていって

    驚きました。

    登場人物の中でまともなのは

    もしかしたらいないかもてす。

    投稿日:2022/11/03

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  • 奪い合うと足りない

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    頭に白いぶちのあるナップとしっぽに白いぶちのあるウィンクル。この二匹の犬は一本のほねを掘り当てました。しかし、先に見つけたナップと先にさわったウィンクルは一本のほねはどちらのものか言い争いになります。どちらが骨を得る権利があるか、人々に聞いていきますが……。「奪い合うと足りない 分け合うと余る」の精神を教えてくれる作品です。

    投稿日:2020/11/01

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  • 子供のけんかみたい

    2匹のイヌが、
    「ぼくがさきにみつけた。」
    「ぼくがさきにさわった。」
    と1本の骨をめぐって争います。
    そこで次々に出会った方に、その判断を委ねるのですが・・・

    子供がやりそうなケンカネタの内容。
    読んでいて、仲良くすればいいのに〜なんて思うのですが、
    やっぱそこは納得できない2匹。
    どうにか自分のもにしようとする姿が、息子がお友達とケンカしている姿にすごく似ているなあと思ってしまいました。

    そして最後は・・・
    そうそう、そんなふうに子供のケンカも仲直りするのですよね。
    子供そのものって感じで笑えました。

    息子は、床屋さんの登場とそれによる2匹の姿が気に入ったようでした。

    投稿日:2007/03/08

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