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ことばであそぼう五七五」 パパの声

ことばであそぼう五七五 作:内田 麟太郎
絵:喜湯本 のづみ
出版社:WAVE出版
税込価格:\1,430
発行日:2013年06月
ISBN:9784872909050
評価スコア 4.4
評価ランキング 12,891
みんなの声 総数 4
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  • 言葉遊びの達人

    内田麟太郎さんはどうしてこんなに言葉遊びがお好きなのでしょうか。
    次々と溢れ出てくるダジャレの五七五には、悲喜ごもごもの深みがあって、単なる小手先の言葉遊びの域ではないことに感服してしまいます。
    子どもたちと言葉遊びの導入に購入したのですが、子どもたちには多少高度のようにも思えました。
    楽しくて深い絵本です。

    投稿日:2019/12/01

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  • こんな親子を見かけたら

     この絵本は題名に「五七五」とありますが、「俳句」の絵本ではありません。
     「リズム」の本です。
     「俳句」では「五七五」が基本です。短歌はもう少し長くて、「五七五七七」。
     これも、「リズム」です。
     どうも、日本人にはこの「五七五」や「五七五七七」という「リズム」があっているようです。
     暮らしのさまざまな場面で使われています。

     さらにこの絵本では「だじゃれ」の言葉遊びや季節感といったものを描かれています。
     最初に出てくるのは、「たかげたで/げたげたげたと/タカわらい」という言葉。
     絵は、初夢のシンボル、富士山と鷹(もちろん、この鷹は高下駄をはいています)が描かれています。
     内田麟太郎さんのひねった言葉(きっと内田さんは、首もひねったと思います)も面白いですが、喜湯本のづみさんの 絵もユニークで楽しめます。
     私が一番笑ったのは、「はるさめや/サメさめざめと/まちぼうけ」についている絵。
     大きな柳の下で、薔薇の花束をもった鮫が黒い傘をさして涙を流しているところ。これが、実に、鮫なのです。
     もしかしたら、言葉遊び以上に、その言葉に合わせた絵を描くセンスも学べるかもしれません。

     こういう言葉で遊ぶことから、「リズム」に親しむというのは大事なことです。
     子どもたちもスマホでメールをする時代。絵文字ばかりではつまらない。自分の言葉で何を伝えるかです。
     コミュニケーションの時代と言われながら、それをよくする方策がなかなか見つけられないのが現実。
     子どもだけではなく、大人も「五七五」を使った言葉遊びが必要です。

     指を折りながら、口で中でぶつぶつ言っている親子を見かけたら、変な親子だと思わずに、ははん、あの絵本を読んだんだなぁ、言葉の「リズム」を楽しんでいるのだなぁと、やさしく見守ってあげて下さい。

    投稿日:2014/02/17

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