「月刊たくさんのふしぎ」シリーズを去年の4月から購読
しています。購読していますが・・かなり濃い内容で文字も
たくさんなので、娘の気持ちがのっている時にしかなかなか
読み進めることができないのです。
今月の『カリブーをさがす旅』は、珍しく娘の方から「読んで」
と言って持ってきました。動物好き、おでかけ好きな娘の琴線に
なにか触れる感じだったのかな?
野生動物の写真家である前川さんがカリブーをさがして旅する
様子が描かれています。
読んでいて、うらやましいなあ・・と思ってしまいました。
私もこんな風に旅がしたい!
夫も、以前、バイクに乗ってまさに同じあたり、アラスカ界隈
を旅したことがあるので(ガソリンがなくなって帰ってこれなく
なるのでデッドホースまでは行けなかったそうですが)、うれし
そうにこの本を読んでいました。
イヌピアックと呼ばれる(イヌイットとは違うのかしら?)
エスキモーの最長老であるおばあさんから教えてもらった
暮らしぶりがとても素敵でした。
カリブーのお肉を食べ、毛皮で服やふとんやしきものを
作り、脚の腱は糸になるとのこと・・本当にカリブーの
めぐみに助けられて生きてきたのですね。
娘はカリブーの狩りの様子をみて「かわいそう」と言っていま
したが、私たちが普段食べている豚肉や牛肉、鶏肉だって、誰か
にさばいてもらってるおかげで食べられるのだよ、ということなど
も説明しました。まだまだよく理解できないだろうけど、だんだんと
わかっていってもらえたらいいなと思います。