ネパールの民話はです
ラージャンという男の子は銀貨を拾いました。お父さんとお母さんは日照りで暮らしが来るいいので、羊や豆を買うように言うのですが、たった一つしかないものを買いたいと決めるのです
なかなか見つかりませんでしたが さるを買って大事に育てるのです
もちろんお父さんもお母さんも無駄遣いだといいますが・・・・
さて 村には悪い悪魔が出てきて 村人たちが襲われるのです
悪魔は村人から取り上げた宝物を持っていました
そこへ さるがやってきて 悪魔の宝物を少しずつ取り返そうとするのです
さるは、悪魔に宝物をたくさん持っていても 死んでしまったら お祈りしてくれる人もいないと 諭し 悪魔にお嫁さんを見つけてやろうというのです
なかなか賢いさるの知恵で、悪魔の悪い心を改心させたのです
どうして改心させたかは 本を読んでのお楽しみです
悪魔にも大切なものを亡くした悲しい心があったのですね
さるの知恵のおかげで 村から悪魔を追い払うことができた めでたしめでたしの民話です
ネパールはヒンドゥー教 仏教を信じる国民が多いのですが
このお話もそんな思想があるのでしょうか?