ことばの豊かな子をそだてる くもんのうた200えほん ことばの豊かな子をそだてる くもんのうた200えほん
監修: 公文教育研究会  出版社: くもん出版
KUMONが大切にしてきた「うた200」の知恵をご家庭で! 人気の童謡から手遊びうたまで、親子で楽しく歌える200曲を収録。

モミの手紙」 ママの声

モミの手紙 作:ロバート・フロスト
絵:テッド・ランド
訳:みらい なな
出版社:童話屋
本体価格:\1,500+税
発行日:1999
ISBN:9784887470071
評価スコア 4.8
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  • 「考える」ことが唯一の「手」

     町の商人が田舎の山に、クリスマスツリーにするためのモミの木を買いに来ます。物語のはじめから終わりまで、商人はりっぱに育ったモミの木を商品としか見ていないが、山を所有する主人は、モミの木を息子のように思い、モミの木が山に存在することの意味をかみしめ、語りかけています。モミの木であって、クリスマスツリーではない。山に木があるからこそ、他の生き物たちも生きている・・・と、突然木を買いにきた商人とのやりとりで、木についてひとつひとつ考えては、ひとつひとつに自分で答えを出し、最後には、木を売る道ではなく、香りのよい、美しいモミの木を誰かに見てもらいたくなったと、さっそく友だちにモミの木を絵に描いて送る・・・ 子ども、犬、馬、山の景色・・・絵からも、日常の風景が、とても美しく、静かで、しっかり山で生活している感じが読み取れ、山の主人が、普段からどれほど木や山の生活を大切にし、愛しているかが、味わい深く伝わります。ちょっと考えれば、木を切り倒して、丸裸にされた山が、どんなに無惨かわかるのに、どういう立場で考えるかで、守られるものも、得られるものも、全く変わってしまう。もし私が、この山の主人の友人で、モミに木の絵の手紙をもらったとしたら、ありったけの耳をすまして、鳥の声を聴き、自分も自然の一部として生かされていることに、感謝できる人間でありたいと思った一冊でした。

    掲載日:2007/05/24

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  • テッド・ランドさんの描く世界が素敵!

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    クリスマス近い時期に読むと味わいが深まる気がします。
    さすが『童話屋』さんが出版している作品だな〜と、思いました。
    まず、テッド・ランドさんの絵が素晴らしいです!中表紙の鳥の絵なんて、芸術的です。(これはなんという名前の鳥なんでしょうか?)

    主人公の「わたし」はいい年のおじいちゃんだし、ある意味もう一つの主人公は「バルサムモミ」のモミの木ですが、
    1ページ1ページにその地域に住む人たちの生活の様子が丁寧に描かれていて、読み応えがあります。

    「わたし」の想いや思考には大人ならではの動きが見え隠れしますので、あまり小さいお子さんだと、物語の内容を理解することは難しいと思いますが、「わたし」の家に飼われている犬や馬、猫たち、それに孫と思える年頃の子どもたちや山の風景など、
    絵を見て楽しめる部分が多くあります。
    高学年くらいのお子さんから中高生、大人たちに読んでもらいたい1冊です。

    掲載日:2011/11/24

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  • クリスマス・ツリーについて考える

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子13歳

    絵本ですが、大人向けのメッセージを込めた作品です。
    もともとは、手紙形式の文章に絵を添えたものですが、
    文章には描かれていない情景も描かれていて、
    より深い味わいの作品になっています。
    図書館でも児童書でなく、一般書に分類されていました。
    晩秋の頃、農夫のところに、モミの木を売ってほしいと商人がやってきます。
    そのやり取りの中で、農夫はモミの木について深く考えます。
    淡々とした展開だけに、読者も考えさせられます。
    何気なく存在するクリスマス・ツリー。
    でも、そのために、森で生きているモミの木は切り倒されるのです。
    農夫がラストで思いついたことも、とても余韻があり、考えさせられました。

    掲載日:2009/12/04

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  • 考え、気づくこと

    1人1人が考え、気づくことの大切さを物語っている本でした。
    私の通っている図書館では、一般書のコーナーにこの絵本があったのですが、内容を読んで納得。
    今を生きる、今を動かしている大人が読むべき絵本だと思いました。

    文明という波の中で、大衆消費社会の中で、私たち1人1人は何ができるのか。
    商人が商売するのはなぜか?
    買う人がいるから。
    買う人は誰か?
    私たち大人である。
    どこでこの波を断ち切れるのか。
    答えは私たちの中にある。
    そんなことを感じた絵本でした。

    掲載日:2009/01/19

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  • シンプル

    シンプルな表紙に魅せられたのでこの絵本を選びました。クリスマスの主役ともいうべきクリスマスツリーの木が生えている自然の風景を見る事が出来てとても満足できました。モミの木の独特の香りが今にも漂ってきそうなくらい文章の描写が素敵でした。主人公が自分のモモに気を大切にしていて愛している事がしっかりと伝わってきて鳥肌が立つくらい感動しました。この主人公がいる限りモミの木は守られ森の平和は約束されると思いました。あるがままの自然の姿を尊び敬う主人公の生き方はとても素晴らしいと思いました。

    掲載日:2008/11/29

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  • すてきなモミの木に出会えます

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子、男の子

    そでやさん、はまぼうふうさんの素敵なコメントを読んで、この絵本のよさに気づかされました。

    作者が伝えたかった「人間を破滅に追いやらない唯一の手は、考えること」を
    未来を担う子どもたちに伝えることが私たち大人の使命ですね。

    モミの木たちが空へと伸びている絵が好きです。
    「神々しい。まるで幾百の教会が集まっているようだ」
    という文章にぴったりの絵です。
    自然の中でたくましく生きているモミの木たち。
    人間たちが裏切る中、それでも人間を守ってくれている。
    それは、本当に神の力(慈悲)といってもいいのではないでしょうか。

    掲載日:2008/02/05

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