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しずかでにぎやかなほん」 みんなの声

しずかでにぎやかなほん 作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:レナード・ワイズガード
訳:谷川 俊太郎
出版社:童話館出版
税込価格:\1,540
発行日:1996年
ISBN:9784924938618
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,059
みんなの声 総数 18
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  • いいですね。

    「しずか」と「にぎやか」は相反する言葉、いわゆる対象的な言葉でもありますね。
    そのふたつを題名に使った本ってどんななんだろう・・・と純粋に興味がわきました。
    谷川俊太郎さんの訳もよく、リズム絵本のような感覚さえ覚え、声に出して読みたい本にも思いました。

    投稿日:2021/02/22

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  • 音を感じて欲しい

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    小さな子犬のマフィンは耳がいい。夜、とっても静かな音で目がさめた。何だろう、何の音?ありが這う音?バターのとける音?静かな音の例がたくさん出てきます。その音に自分の感覚を集中させて、想像するのですが、想像の助けとなる表現が耳に心地よい美しい日本語なのです。やはり谷川俊太郎さん訳の本を選んで読んで良かったといつも読むたび思います。

    投稿日:2020/11/13

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  • 耳を澄ましてみたくなります!!

    5歳の息子のお気に入りの絵本です。

    にぎやかというと、大きな音や声を思い浮かべますが
    この絵本では、とても小さな音や声がたくさん紹介されており
    静かながらもとってもにぎやかな様子が描かれています。

    5歳の息子は「しっているよ!のぼってくるおひさまだよ!」
    と、音の正体を読んでいるときに何度も言ってきます。
    のぼってくるお日様が出てくるページを開くと
    「そうだね!よくわかったね〜〜!!」と話すと得意になります(笑)
    ページをめくる度に息子のワクワクしている気持ちが伝わってきました。

    お話が苦手なお子さんでも読みやすく、面白い観点から書かれてあるので、おはなし会などで読んでも楽しそうです。

    さすがマーガレット・ワイズ・ブラウン。期待を裏切りません!

    投稿日:2012/03/10

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  • 音は静かで・・・絵は賑やか

    絵がとっても明るくてはっきりしていてとても賑やかだと思いました。

    静かな音がなんなのか気になって仕方ありません。

    想像をめぐらせて先を急ぎたくなります。

    先へ先へととても愉しみになって答えが知りたくなりました。

    「昇ってくる お日さま」

    朝寝坊の私には、なかなか縁がなくて、なんだか損をしているような気

    持ちになりました。

    明日は、私も朝早起きして「昇ってくる お日さま」を拝んでみたくな

    りました。

    投稿日:2011/03/30

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  • 「きこえる きこえる」の前身でしょうか?

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    マフィンがいた!!
    カバー絵が似ていたので、もしかして、と思って開いてみたら、「きこえる きこえる」シリーズの主人公犬のマフィンが、ここにもいました!!

    マフィンのデッサンを見る限り、この絵本が「きこえる きこえる」の前身ではないでしょうか?
    この絵本の中で聞こえてくる音はかすかなもののようで、最後のページに行きつくまでのなぞかけ(問答)が、面白かったです。
    1ページ1ページのレイアウトもとても凝っていて、
    書かれている音のイメージに合った、幾何学的な形の上に文字が載っていたりして、遊び心も満載でした。

    絵的に一番ウケたのは、牛がみどりのペチコートを着ているシーン。
    ページをめくった途端、笑っちゃいますよ。
    最後のページがまたいいです。

    「それは
     あたらしい いちにち」

    投稿日:2010/10/23

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  • 絵がとてもよい

    最初見たとき、かわった本だという印象を持ちましたが、
    内容(詩)と挿絵がとてもマッチしているのと、
    奇抜な色合いの絵が、子供にはとてもうけているようでした。

    大人にはよくわからない部分がありましたが、子供には、
    韻を踏むような言い回しや、時間の経過を言葉で表すような
    表現方法がわかりやすいようです。

    投稿日:2009/12/17

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  • 想像する絵本。

    子犬のマッフィンが朝聞いた音。
    「何かな?」『こんな感じ」「あんな感じ」と色んな物に例える音。
    絵本の最後にやっと答えが分かります。
    ベッドの中、置き出す前にこんな風に耳を澄まして、何の音だろうと色んな事を想像する。
    娘たちが季節や、お天気や、時間によって違うはずの音に、毎日何かを感じてわくわくしながら置き出してきてくれたら・・・。ステキです。
    自分からは遠いところで起きている、朝の出来事までもを、感じる事が出来るさわやかなお話でした。

    投稿日:2008/10/07

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  • ちがうよ、ちがうね、ちがうなぁ!

    • 絵本と一緒さん
    • 40代
    • ママ
    • 石川県
    • 女の子18歳、男の子15歳、女の子13歳

    不思議な音・・・何が聞こえるんだろう?

    耳を澄ませたことある? 意識しないと最近は音が1日中あふれています。

    この絵本の中にも「なにか」が聞こえました。
    とても耳がいい ちっちゃなこいぬのマッフィン。
    何の音?何の音なんだろう?
    想像力が大きく翼を広げます。

    この絵本は色使いがとてもおもしろいです!
    文字の大きさで読む声もついつい大きくなったり、ささやきになったり。

    雪の朝の匂い。私も子供達も大好き。
    来た来た来たーーー!って感じ、張り詰めた空気のにおい。
    静か過ぎる「初雪の朝の音」


    絵本で描かれた音にぞくぞくしてしまいました。
    明るい日と書いて「明日」
    うまれたての「新しい1日」が動き出すこの瞬間!
    静かに感謝の言葉が出てきそう・・ 

    ちがうよ。 ちがうね。 ちがうな。 ちがう。
    言葉を覚え行動範囲が広がる時期
    子供はありったけの語彙で伝えようとしますが、大人にはその思考に追いつけない事もしばしば。

    ちがうんだよね。昨日を生きた新しい今日の私。
    たくさんの発見を親子で楽しんで下さい。
    不思議な音・・とても不思議な絵本です!

    投稿日:2007/08/02

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  • しずかな音で充たされる幸せ

    こいぬのマッフィンが目を覚ます
    とっても静かな音で…
    それは何の音?とマッフィンは考えるのです
    「蟻が這ってる?
     蜂がびっくりしてる?」
    から始まって、ゾウがつま先立ちで階段を下りてくる音?
    バターがとけていくのかな?
    と静かな音探しが8場面続きます。
    そしてページをめくる前に「いいえ」と否定の言葉がくるのですが、これが「いいや」「ちがう」「ちがうな」…と8通りなのです。
    2才の息子はここがお気に入り。否定の言葉は一番なかよしだからね。
    そして
    マッフィンは分かるのです。
    ぶどうのゼリーをなめてるような
    こねこがミルクをなめてるような
    ことりのはねがそらをきるような 音の正体
    それは…

    ここからは
    朝の静かで晴れやかな気持ちのすることが
    次々に描かれます
    訳の谷川俊太郎さんの日本語の選び方の技が光ります

    美しいにほんごです
    版画の絵も美しい
    描かれる静かな朝の様子が美しい
    朝起きた時、布団の中でそっと開くと
    1日が幸せな気持ちで送れるような本です
    もちろん
    寝る前に、明日の朝を思いながら読むのもgood

    投稿日:2006/10/23

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  • 朝の清々しさ

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子13歳、男の子10歳

    この『Noisy Book』シリーズはいろいろあるのですが、
    これは谷川俊太郎さんの訳で、子犬の名前も、マッフィン。
    他の訳者だとマフィンという訳が多いのですが、
    なるほど、マッフィンとすると少しリズミカルになってきますね。
    谷川訳ということもあるせいか、文章も詩的な響きがあります。
    昨日読み聞かせで取り上げたのですが、色彩と言葉の響きがちょうどよく、
    子ども達が見入っていたのが印象的でした。
    おなじみマッフィンの何の音だろう?の展開です。
    今回は最初から「とてもしずかなおと」を探ります。
    いろんな想像を「ちがうよ」「まさか」とじらした挙句の答えは、
    なかなか高尚です。
    でもとても清々しい読後感が残ります。

    投稿日:2006/10/03

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