タイトルに惹かれて何となく図書館で借りてきました。
絵本というより調べ学習用の科学の本という感じで、絵(図)や写真は多いものの、解説文の方が断然多かったです。
逆に物語ではないので、事実を的確にしりたい好奇心旺盛なお子さんたちにはお薦めです。
この本では、「モンシロチョウ」をはじめとする「カブトムシ」、「クモ」を取り上げています。
絵や図、写真とともにとても分かりやすい言葉を使って、色々な実験結果をもとに、
その虫たちの特徴や性質を説明してくれているので、虫などの自然に興味のあるお子さんにはもってこいの作品だと思います。
特に今回の実験結果から、「モンシロチョウ」は“紫外線の色を見分けることができる”可能性が大きいことが分かったのが面白かったです。
この本を読むまで、虫の目が「色を見分けることができる」なんて思っていませんでした。
小学校の中学年くらいから、十分読めると思います。
結構古い本ですが、ぜひ、機会があったら調べ学習や、発展授業として読んでみてほしいです。