山で一人ぼっちのどんくまさんは、ともだちが欲しくて町まで出てきます。きっと、期待と不安と色んな気持ちだったのでしょうね。
うさぎの町に着くと、すぐにどんくまさんの優しさが伝わってきます。
なんでも一生懸命なんです。でも、なかなかうまくいかないんです。
失敗ばかりで落ち込むどんくまさんですが、うさぎさんたちは、呆れながらもなんだかみんな嬉しそう。
うさぎのこどもたちが作ったどんくまさんの歌は、どんなメロディーなんでしょう。
子供が幼稚園に入る前からどんくまさんシリーズを読んできました。
この本はだいぶ後になってから読んだのですが、どんくまさんとうさぎさんとの優しい関係はこういう始まりだったのか〜と改めて感動したのを覚えています。
そして、どんくまさんがスタートした1967年は、偶然にも私の生まれた年だったということを知り、どんくまさんシリーズは、私たち親子にとってさらに特別なものになりました。