「ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ」 大人が読んだ みんなの声

ノラネコぐんだんシリーズは、期待を裏切らないおもしろさがあるので大好きです。
今回は汽車にいたずらするノラネコぐんだん。
どうやって失敗するのかなと読み進めると、とうもろこしが登場します。
「さては、ポップコーンになるな…？」と思っていたら、とうもろこしを火にかけて、お決まりの爆発が起こります。
ここまでくると、「やっぱり?」と苦笑いしてしまいます。

そしてお約束どおり、ワンワンに怒られるノラネコぐんだんがかわいいやら、おもしろいやら、新しいシリーズが出るのが楽しみな絵本です！

ノラネコたちが機関車の真っ黒な勇姿に惹かれる気持ち、よくわかります。
どんどん石炭を入れてスピード上げて走らせる時の一致団結は、ノラネコ軍団らしさです。
とうもろこしを注文したウサギさんはお気の毒と思いましたが、ちょうどポップコーン屋さんだったみたいですね。
なんだかポップコーンが食べたくなってきました。

シュールな顔立ちといたづら好きだけれど憎めないねこたちが繰り広げるストーリーが毎回面白いシリーズです。

石炭いっぱいいれて汽車を発車させてしまうという予想通りの展開！
最後のお決まりのセリフが好きです。
毎回反省するのだけれど・・毎回やってしまうのですね。
どのシリーズも大好きですが一番きしゃぽっぽがお気に入りです。

いたずらなノラネコぐんだん、憎めないところがなんとも可愛い。きしゃをのっとって、売り物のトウモロコシを全部焼いてしまうなんてなかなかなことをしているんですけどね。きしゃが走るスピードが速いんだろうなと思わせる爽快なイラストに思わず、シュシュポポシュシュポポと読むのも早くなってしまいました♪楽しいお話でした（＊＾＾＊）

いつもひっそり、こっそり並んで見ている８匹です。
好奇心旺盛、猫ですから。
ちょっとのスキに、またもや汽車をのっとってしまった８匹。
たまたまこう言う事態になったようなかおをしていますが、
いつも全力で逃げるので、かなり計画的かと思いますね。
今回も素直に謝って思いきり働いています。かわいいな。

工藤ノリコさんの「ﾉﾗﾈｺぐんだん」シリーズです。
ブサかわいいﾉﾗﾈｺたちがいろな専門職に手を出すシリーズで、好奇心旺盛なノラネコたちの奔放ぶりがなかなか楽しいです。
今回は汽車を乗っ取って荷物であるトウモロコシを大量のポップコーンにしてしまうお話。

このシリーズのいいところは、ﾉﾗﾈｺたちがその職業に勝手に手を出すことで起きてしまった結果のトラブルを本人たちに諭して、彼らに子どもたちから見ても無理のない形で後始末させているところです。
これって、とても大事なことだと思います。

いろんなことに関心を持って手を出すこと自体決して悪いことではありません。でも、知らない人間が中途半端に手を出すと失敗することもあるんです。
それをなかったことにしないで、ちゃんと叱ってお手伝いさせている。当たり前のことのようで、今の大人たちはあまりできていないんじゃないかな？
ぜひこの作品を手にして、お子さんと一緒に仕事の面白さや責任を取ることの大切さを感じてくれたらいいなと、思いました。

もう〜、なかなかの悪よのぉ〜。
ワンワンちゃんのきしゃぽっぽも、おいしそうな山の農場の幸をいっぱい載せているから、しょうがないか。

でも、このいたずらっこノラネコぐんだんは、きしゃっぽっぽのほうに魅力を感じたようです。
でも、それはだめでしょ〜、運転しちゃ。

そして、ここからの大誤算。焼きトウモロコシを通り越し、・・・・・・。

このあとのワンワンちゃんのお説教と、ぐんだんの反省の図はやっぱり楽しい。
そして、ぐんだんは、働きましたよ〜。
映画館っていう駅があって、よかったぁ〜。
このエンディング最高ですね〜♪

暴走するノラネコぐんだんが、これまたスピードのでるきしゃを運転させるのだから、ひやひや、どきどき。
そして、結果は、とんでもないことに。
あんなに暴走していたのに、つかまってしまうと、素直に反省するノラネコたち（笑）
でも、もちろん、あやまっただけでは、ゆるしてもらえません。
やらかしてしまっただけのことは、労働で返さなければならなりません。
ノラネコたちは大変そうですが、そこが、この絵本の一番の見どころ！
やんちゃですが、かわいいノラネコぐんだんでした。

同シリーズの「ノラネコぐんだんのパンこうじょう」に続き，親である大人の私が読まさせていただきました。
我が家では子供には買わないかな〜という意味で☆４ですが，私自身はこのユーモアあるイラストに☆５です。
正座するノラネコぐんだんの姿，では失礼と手を挙げて並ぶノラネコぐんだんの姿が何とも可笑しくて笑ってしまいました。
ぜひ大人に楽しんでもらいたい絵本かも！です。