3歳の娘のために借りてきたのですが、
読んでいるうちに側で聞いていた8歳の長男がハマった絵本です。
クレヨンの持ち主はケビンという名の男の子のようです。
ケビン自体はこの絵本には出てこず、
ただクレヨンたちがそれぞれ、ケビンにあてた手紙がでてくるのですが、
これがとっても面白い!
今まで、各色のクレヨンの気持ちって考えたことないけど、
そういえば赤や青なんかは出番が多くて疲れてるだろうし、
黄土色なんかは出番が少なくてちょっと寂しい感じがしてるかも。
ピンクが文句いってるのが、持ち主が男の子ならではで
とても笑えるし、
紫がなんとなくプライド高そうなのも、色のイメージにとっても合っていて、
なるほど黄色とオレンジはライバルなのか、って感じ。
3歳の娘、8歳の長男、大人の私と、
それぞれの見方でとても楽しめた絵本でした。
クレヨンたちの手紙を読んで考えたケビンが最後に描いた絵が
これまたとっても素敵な絵!
誰もが納得のいくエンドで、
いい一冊に出会えてとても嬉しく思いました。