「やっぱり ノミタくん！」 大人が読んだ みんなの声

保護施設にいた犬のお話です。
施設犬について、生き物を飼うことについて、色々考えさせられる絵本でもあります。
この犬、どうなっちゃうのかなーと、先が気になることでしょう。
ハッピーエンドであってほしいですね。

ノミタくんは、ボブとお友達になれてよかったと思いました。ボブと家族にもなれて本当によかったと思いました。ノミタくんが、とても可愛く愛らしく描かれていて、犬って可愛いなあって思いました。綺麗に洗ってもらえて毎日が清潔に、食べ物も不自由なく暮らせてよかったと思いました。

優しい色合いの背景は物語にあっていて見やすかったですし、モデルの犬をいっぱいスケッチしたであろう作者の描く「ノミタくん」の動きはとても自然でした。

犬を飼いたい男の子と人が好きで、誰かの家犬になりたいと思っていたノミタくんとの出会いのシーンなど、
余計な説明はなく、男の子とノミタくんとの友情が育まれていく過程がアルバムの写真のように丁寧に描かれているところがＧoot！です。

動物好きの人に、そして淋しがり屋の人にお薦めしたい1冊です。

飼い主のいない犬　　汚れていて　ノミだけがいる　寂しい犬　
食べ物もありませんし　　　寝るいえもありません
ノミだらけだから・・　みんなから嫌われて追っ払われます
そんな時　出会った男の子のボブ　　ノミだらけの犬を　好きなんだと遊んでくれるのです
だいの　なかよしになったのです　　　うれしかったでしょうね！

子供って　　本当にピュアで優しいな〜
ノミだらけの犬にも分け隔てなく　愛情を注いでくれるなんて　すばらしい！

引っ越しすることになって　悲しむボブ　　お母さん（おおきいひと）
いぬからしたら　大人はみんな　おおきいひと

でも、ボブは　犬のことを大事に思ってくれ　一緒にいけるように考えてくれるのです
二人の様子が　いじらしく思えます

そして　　とうとう　お父さんお母さんも　ボブと犬が大事な友達だと気がついてくれるのです
わ〜あ　　よかった！　　理解のある　お父さんお母さんに感謝ですね
そして　一緒に連れて行ってもらって　　きれいに洗いノミもいなくなるのです
名前は　ノミタくん　　幸せですね　家族ができたノミタくん

イギリスのパタシードッグズ・アンド・キャッツ・ホーム　飼い主を捜す施設の犬をモデルにした　お話です

絵もかわいい　いいお話の絵本です

めでたく家族の一員になって、きれいになっても彼の名前はノミタくんなんですね！ノミタくんの為に家出しようと思った男の子の気持ちが嬉しいじゃないですか。あとがきの「この本を新しい家族を探している全ての犬たちに捧げます」という言葉が泣けますね。