茶色の地面に、大きく鮮やかな黄色の花。
たんぽぽは、大好きな春の花です。
力強く咲くその姿は、まるでお日様のようです。
たんぽぽは たんぽぽ
たんぽぽは たんぽぽ
たんぽぽは たんぽぽ
たろうくんが耳をすますと、すずめの声が聞こえます。
そして、そのたんぽぽもまた・・・
春。長かった冬が終わり、あらゆるものが躍動し始める季節。
じっとしていられない、大きく身体を動かしてみたくなる!
たとえ小さな存在であっても、それぞれが自分らしく生きることは素敵なこと。
世界は、そんな生命のつながりで満ちている・・・
そんな春の歌が聞こえてくるようでした。
おくはらゆめさんの絵は、本当に可愛らしく、優しく、そしてダイナミック!
大好きです(^^)
たろうくんがウィンクするところは、可愛い!と思いましたが、すずめたちには分かりにくかったのかな?
でも、みんなで首をかしげるところが、またとっても可愛くて、思わず笑ってしまいました。
青い空に、生き生きと春を楽しんでいるみんなの姿は、本当に気持ちがいい!
今の季節に読むのにピッタリな、素敵な春の絵本です。