「いもうとガイドブック」、タイトルからして面白いですね☆
私にも姉と妹がいて、姉妹の真ん中で育ってきたので、お姉ちゃんの気持ちも妹の気持ちも「わかる、わかる」と楽しく読めました。
私自身は、妹とは年子だったので、物心ついた時から妹は良き遊び相手であり、またケンカ相手でした。
なので、妹が赤ちゃんの状態でいたことは覚えてはいません。
妹ができたての食パンみたい・・・考えたこともなかったですが、その発想に感心しきり。
そしてその後の「でも、バターをぬってはいけません」にクスッとなりました。
お姉ちゃんは、ママの真似をしたがり、妹はお姉ちゃんの真似をしたがる・・いつの時代でも、どこの国でも、変わらないお約束なのかもしれませんね。
最初に妹がやってきてから、ページをめくるごとに、色鮮やかになり、賑やかになり・・・女の子姉妹って、やっぱり華やか☆
お話も、ユーモアあふれてて、出来ればまだまだずっと読んでいたいと思わせてくれる絵本でした。
特に「11.つくる」が好き。妹にとって、それは「こわす」と同義でしょうか(笑)
どんなにケンカしても、やっぱり可愛くて大好きなのが妹。
オシャレな絵柄と、綺麗な色遣いもとっても素敵な1冊でした。