少し前、関東に大雪が降ったとき、ウチの方では
公共のほかの乗り物がほとんととまって動かなかった時も、
国際興業のバスはいち早くタイヤにチェーンを巻いて(台数は少なかったですが)、動いてくれていたんです。
だから最初にこの本を開いたとき、運転士さんが、出発前にちゃんと整備点検をするシーンを見て、こういうことをきちんと実践している会社だからだったんだなと、納得しました。
この本はバスという乗り物の楽しさを伝えるだけでなく、バスという乗り物の形態や名称も、真横からや、真上から、とても分かりやすく図鑑のように描いて教えてくれています。
しかも、このバスは“車いす”を利用している人にも優しいバスでした!ほんとにすごいです!!
今まで乗り物絵本をたくさん作ってこられた鎌田さんならではの楽しくて面白い乗り物絵本になっています。
前の見開きにはバスの載り方がわかりやすく描かれていますし、後ろの見開きにはつばさくんたちが乗ったバスの路線図が描かれています。
いろんな楽しみ方が出来る作品です。特に乗り物好きのお子さんたちに読んであげたいです。