「ジャミちゃん」 ５歳のお子さんに読んだ みんなの声

お母さんに叱られて、のえちゃんは突然ジャミちゃんに大変身。
ジャミちゃんがウルトラ怪獣のジャミラからきているとか、ジャミちゃんがアニメキャラだとか、あと付けで知ったのですが、ゆるきゃらダンスまで加わって、なんともいえない楽しい絵本に変身しました。
のえちゃんも、ジャミちゃんになってお友だちと遊んで、やさしい気持ちになれたのだから、読み聞かせも気合いを入れて頑張りたいと思います。

ジャミちゃんってなんだろう？そんな興味からこの本を手に取りました。
かわいらしいキャラクターとテンポの良いリズムですいすい読みやすいです。読み聞かせる大人としては、小さい頃こんなことあったな〜というストーリー…かと思いきや、最後はジャミちゃんならではのプッと笑ってしまう方法で問題解決！！こんな方法もあるんだね。と子供たちもすっかりジャミちゃんのとりこです。
もちろん、お家での読み聞かせにもおすすめです。

こちらの作家さんが飯田橋のギャラリーで展示をしていた際に、たまたま覗いたことがきっかけで、ジャミちゃんという絵本に出会い、友人のお子さんにプレゼントしました。

絵本の女の子はとても表情豊かに描かれてあり、お子さんもすっかり気に入った様子で、何度も読み聞かせしました。

自分の洋服を頭にかぶり真似をして喜んでいました。

素敵な絵本で、贈り物にもおすすめですが、書店ではあまり見かけないのが少し残念です。
有名な本もいいですが、若い作家さんたちの絵本にもっと触れる機会があればいいなぁと思わせる作品でした。

自分の生徒たちに読み聞かせたいと思い購入しましたが、自分の幼少期を思い出すような情景が見事に描かれていてほっこり懐かしい気持ちになりました。

ジャミちゃんはこどもの目線から見る世界を思い出させてくれます。
”いい気持ちでウキウキしていただけなのになぜママは怒るの？”と叱られる理由が理解できない、毎日が冒険のように一人でもいろんなことを試せる世界、そして何かに変身するパワー！
ジャミちゃんを見ていると優しい笑いがこぼれます。

保育士としては、こどもなら誰もが持っている変身願望を上手にくすぐって、”かっこいいマントや魔法のステッキがなくてもヒーローに変身できるんだよ”、”戦うだけがヒーローのかっこよさじゃないよ”、って伝わったらいいなぁと思いながら読み聞かせましたが、ジャミちゃんの変身を真似て自分たちもセーターをかぶってケラケラ笑う子供達・・・メッセージが伝わったとは言いきれませんが、間違いなくこども達を笑顔にしてくれる絵本です。
ジャミちゃんが忙しく駆け回るシーンでは、語りのリズムが良いのでこどもたちも一緒になって私の言葉を”たっと、たっと”と繰り返してくれます。
同じく保育士をしている友人にもプレゼントしましたが読み聞かせは好評でした。
もちろん親子で読んでも楽しい絵本だと思います。