「ぼうけんでんしゃ ぐるる〜ん」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

てっちゃんの息子が3歳〜5歳のときに繰り返し読んだ本です。
作者の方の意図はわからないけれど、電車に乗った男の子の妄想がそのまま描かれている、といっていいのだろうか。理解不能、難解な絵本です。
ストーリーに意味を持たせたい私、母親的には星2つ。漫画的なタッチとコマ割りも絵本ぽくなくてＮＧ。
なんだかわからないけど、おもしろい、と大興奮だった息子は星5つ。
そして夫は、「子どものころ、電車に乗っていたときに、まさにこれと同じ妄想をしていた。それを絵本にしてしまうなんて、この人は天才だっ！」と興奮気味で星5つ。
てっちゃんの息子には200冊以上の電車絵本を読んできましたが、この絵本は、息子が喜んだ電車絵本ベスト10に入ります。
絵本は母親の好みだけで選んでしまう傾向にあるので、視野を広くもたないといけないなと認識させられました。
私が興味ない世界だけど、繰り返し繰り返し読んだ「買い」の絵本です。

がたがた走る電車…。
車内の様子もしっかり描かれています。
普通の電車だと思っていたのですが、そうではなかったようでびっくりしました。
タイトルのぼうけんでんしゃ…たしかにね、と思う電車でした。
すごいスピードに高さ！ジェットコースターみたいで私は少し怖いなー。

語彙が少ない私の娘にはちょっと早かったような気がしますが、娘なりに楽しんで読みました。
文章は短いのですが「とんとんトンネルぶたが寝る」とか言葉遊びが豊富で大人でもおもしろいです。
文章のスピード感が感じられますが文章の意味が分かるようになったらもっとおもしろいと思ってもらえるだろうなと思いました。

電車がジェットコースターになって乗客があっちこっちへうごいても運
転士さんはそのままなのが可笑しらしく「運転手さんすごいねー」と笑っていました。

いわゆる電車本とは違う観点で書かれた本だと思います。

息子が選んできて、とっても気に入りました。
地元の電車に似てる絵が気に入ったようです。
文がとってもおもしろく、息子はマネして後から読んでいました。
最後、なぜかジェットコースターになってしまい、息子は大笑い！
こんな電車があったら楽しそうと思える絵本です。
電車が大好きな子にお勧めします。