6歳の娘と読みました。
どんどん登場人物やお話の内容がグレードアップしてくる
どんぐり村シリーズ。
数年ぶりに読ませていただいて本当にびっくりしています。
「だいくさん」は、表紙をめくるとすぐに、
大工道具のクイズから始まります。
これがね、以外と難しい。
こうやって大人と子供の読者をひきつけておいて本編に入るのが
さすがといった感じです。
どんぐりといえども、住んでもらう人、利用してもらう人に
すみごこちのよい、そして楽しんでもらう家をつくろうとする
大工さんのプロ意識に尊敬のまなざしの私たち。
働く大人ってかっこいいいな、
お父さん、お母さんってかっこいいな。
って、子供が思ってくれることって、とっても嬉しいし、
それに「働く」のが「素敵」と子供時代に思えることって、
とっても大切なこと。
そういった意味で、
単に「すてきな家ができました」で終わるだけではなく、
「働く」ってどういうこと?
「大人」ってなんで働いてるの?
などなどの、
もっと大切なことをこの絵本を通して私たちは感じ取ることができます。
オマケでついている新聞では大工道具や使い方も紹介されていて、
大人にとってもちょっとしたマメ知識を得ることができますよ!